「はてなブックマーク」の開発者であり、またGREEにてソーシャルメディア開発を指揮した経験も持つ伊藤直也さん。この10年、日本のWeb業界の第一線を走り抜けてきた彼は、「ソーシャルメディア」というものをどのように捉えているのだろうか? 日本のソーシャルメディアを牽引してきた、トップエンジニア。 伊藤直也―。この10年、日本のインターネットビジネスの第一線で活躍しつづけてきた紛れもないトップエンジニアの一人だ。「はてな」の屋台骨を支えるCTOとして主要サービスである「はてなブックマーク」を開発。その後、フィールドを「GREE」に移し、ソーシャルメディア統括部長としてソーシャルゲーム・プラットフォーマーとしての急成長をエンジニアリングの面から支えた。 一方で、現在の「ソーシャルメディア全盛」の状況に対しては、やや懐疑的な立場をとることもあるのだという。それは一体なぜなのか?エンジニアとしてのキ
まあ、思わず本音が出ちゃった類の話だろうとは思うのですが。 Naoki Naoki Aoyagi http://twitter.com/Naoki/status/25326737709 つまり、GREEでは青少年の健全な利用を促進するための投資は、競争力向上を阻害する要因であると。それが日本向けに行われていない他の海外サービスに比べて、GREEは不利な状況にあるよと言いたいわけですね。 もともとは、出会い系サイトに関する規制はきちんと法制化すべきというスタンスで、GREEを含むSNS、ゲームサイトなどもまたその枠内に入るはずが、民間による自助努力と業界団体の確立を以って未成年者が巻き込まれる犯罪を抑止するという理由で猶予となった経緯もあります。どっかの会社は警察庁OBまで迎え入れ、EMAでは健全サイトの登録を行うガイドラインどおりにやっている新規承認希望社・サービスまで弾くというハードルの
2007/10/12 SNSサービスの雄mixiは、NIFTY-Serveの末期に似た状態にあるのではないか。NIFTY-Serveというのは、ニフティが提供するISPおよびWebサービスとしての@niftyの前身であるパソコン通信ホスト局のことだ。パソコン通信時代の最大手だった。 2002年にFriendsterの登場で始まったSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)ブームは、国や言語の違いで分断されているとはいえ、それぞれ版図が固まった感もある。 しかし、それは見ようによってはパソコン通信時代末期の、大手ホスト局の群雄割拠に似ている。「ホスト局」というのは、今でいうISPのようなもので、利用者は、それぞれのホストを提供する事業者と契約し、特定の電話番号にダイヤルアップ接続することで掲示板やチャットルームなど個別のサービスを受けることができた。そうしたホスト局としては、米国にはCom
以前にも書いたけど、私の場合、匿名というのはただ昔からネット時代のハンドルみたいなノリということで秘匿の匿みたいに隠す気は基本的にないんですよ。というか、これって仕事じゃないわけで、そして大人っていうのは仕事とか、地域の付き合いで名前というのがあるわけで、恋人だって、山本二郎さんとか呼ばずに、ダーリンとか呼ぶだっちゃ(古すぎ)なわけで、まあ、そんな程度です。ただ、finaventさんとかだと、ちょっと呼びづらい感はあるわけで、おかげで略。 で、実名か匿名かというアングルだけじゃなくて、例えば、釣り仲間とかだと、おーいヤマさん、みたいな呼称ってあるじゃないですか。っていうか、私の場合も、まあ、あるというか。で、そういう呼称の生きているサークルっていうか人付き合いっていうか、趣味の仲間というか、そういうのがネットのなかでわいのわいのってやるっていうのはわからないでもないというか、それはそれで楽
私は、1995年頃からネットに関係する仕事をしていて、だから、ついついプライベートでも雑談や相談ごとの中で「それはネットで(メールで)出来ますよ/探せますよ/随分楽になりますよ」等という発言をしてしまうことが多かった。そして、それに「私はそういうの駄目なタイプなんで」と答えてくる人が結構いた。 「タイプ」というからにはそれは何があっても一生変化しない属性であるはずなので、「だったらおまえ2007年の今でもネットやってないだろうな」と言いたくなるが、職種年齢性別性格その他さまざまであるがごく普通の社会人であったそれらの人たちは、たぶんというかほぼ確実に今はやっているだろう。 因果は巡って、Twitterというサービスが流行っていると聞いてその概要を知った瞬間に、私は「あっ、私こういうの駄目なタイプ」と思ってしまった。 第1回 Twitterキホンのキホン|gihyo.jp 新SNS「Twit
最近だとネタフルさんとこがそれっぽい動きをしていたので注目していたのだが、ブログで商品をプロモーションする会社から断続的に相談が来て、セカンドライフ事業についてご一緒したいとかいうアホな話を置いて帰っていった。個人的には、Ever Questの人まみれ状況を見てしまってるので、いまのセカンドライフを見ても「閑散としてるなあ」としか思わない。不動産取引の件にしても、Ultima Onlineの新鯖リリース→砦建設ダッシュする暇プレイヤー大量発生→少し後から入ったプレイヤーには家を建てられる土地が1ミリも残ってないという状況を知っているので、「あのセカンドライフが日本で旋風!」みたいなことを言われても「へー」としか感じない。 ブログやSNSのブームが一巡したからといって、飛びつくほどのネタでもないと思うよ。>セカンドライフ 「ブログによる口コミ+仮想バーチャル社会で元銭ゼロ=収益性無限大」
ITmediaの記事「社内ブログ/SNSと2ちゃんねる投稿の不思議な相関関係」によると、社内ブログやSNSを導入した多くの企業で、(恐らくは)社員による2ちゃんねるへの書き込みが減ったという話があるようだ。 読者の皆様には、にわかには信じ難いかもしれませんが、多数の社内ブログ/SNSの導入企業から「2ちゃんねるへの書き込みが減った」という声が上がっているということは、やはり一部の2ちゃんねるでの企業批判は、直接、社員によりなされていた証拠でしょう。 記事では社内ブログ/SNS での接触を通じて社員同士の信頼感が増すことで「穏やかな人間関係」効果が生まれており、結果として不平不満を 2ch に書き込むような行動が減ったのではないかとしている。 各企業のスレでも「社員はこんなところ書かないで社内SNSに移行しただろ」みたいな書き込みを見かけたのだが、専門家の分析でも同様の結果が出たのは興味深い
POLAR BEAR BLOG: SNSがメールを殺す? 学生のように、交友範囲が同じコンテキストに住む人々にほぼ限定されている場合、そのコンテキストの中で一般的に使われているソーシャルソフトウェア(メッセージ送受信機能を備えたWEBアプリケーション)があれば、独立した存在としてのEメールは必要無くなります。ミシガン州立大学の状況がまさにそうでしょう。 局所的にこういう状況になるケースはは増えてきそうな気がするが、特定のSNSが、完全にEMailを駆逐できるかと言うとそれは無理。 でも、次のようなアイディアを発展させたら、可能かもしれない。 TypeKey SNS (18:22) - いしなお! (2004-10-05) つまり、認証とサービス提供と友達管理を別のサイトで行なう分散SNSが発展して、その中で、メール(的なもの)が準インフラとして発展していくようなイメージ。 メールとは、誰で
今年に入ってSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に参入するポータルサイトやISPが増えている。「まさにmixiショックですよ」――ライブドアでポータル事業を取り仕切ってきた伊地知晋一副社長は、mixiの伸びがポータル事業者を刺激しているという見方を語る。 ヤフー、楽天、ソニーコミュニケーションネットワーク、エキサイト――ポータル・ISP各社が今年、次々にSNSに参入した。中小のネット事業者も続々と新SNSを開設している。 「mixiの急伸を見て、SNSは強力な集客エンジンになると気づき、各社焦り出したのだろう」。ユーザー自身が広告塔になるSNSの仕組みは、広告宣伝費をかけてユーザーを増やすよりも効率がいいと見られているという。 ただ「SNSはもうかるビジネスではないはず」と指摘する。ブログを含め、ユーザーがコンテンツを作るサービス(CGM:Consumer Generated Me
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