「ジロー」と言えば日本のジロリアンが反応しそうですけど(笑)今日はアメリカのジロー(Zillow.com)の話です。 ジローは旅行関係のウェブサイト、エクスペディア(マイクロソフトの一部)の元メンバー達が立ちあげた不動産物件情報ウェブサイトです。 今日、ウォールストリート・ジャーナルの記者、ニック・タマロス(Nick Timiraos)がジローのデータなどをベースにして「アメリカの住宅市場はぜんぜん回復していない。それどころか、ダブルディップをおこしている」という記事を書き、たいへん話題になっています。 特に「2月と3月の下げ幅は驚愕モノだった」(ジロー・チーフ・エコノミスト、スタン・ハンフリーズ)そうです。 さて、なぜケース・シラー指数ではなくジローのデータが注目されているか?という点ですが、ジローはもともと膨大なデータ(7200万物件)を収集、分析するデータベースの専門家たちが作った会