最近読んだ本。 ブッダはなぜ女嫌いになったのか (幻冬舎新書) 作者: 丘山万里子出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2010/01メディア: 新書 クリック: 17回この商品を含むブログ (10件) を見る丘山万里子『ブッダはなぜ女嫌いになったのか』幻冬舎新書 まったく女性ってのは、何でもこういう筋書きに仕立てちゃうんだからなぁ、と苦笑しつつ面白く読んだ。中央学術研究所「原始仏教聖典資料による釈尊伝の研究」も参照してる。釈迦族王宮の愛憎模様を源氏物語を使って詮索したあたり、長老が読んだらキレるかな。 帯には、「超マザコン、自己チュー、一族根絶の非情男、それがブッダ」とバチあたりな文面w 内容は釈尊と彼をめぐる3人の女性、実母マハーマーヤー、養母(実母の妹)マハーゴータミー、妻ヤソーダラー、の関係について、資料に基づき考察している。 ヤソーダラーに関しては、並川孝儀『ゴータマ・ブッダ考as