スリランカで20日、反政府武装勢力の支配地域から脱出して政府の支配地域に到着した市民ら。スリランカ政府軍が21日に公開した=APスリランカ地図 【ニューデリー=武石英史郎】スリランカ政府軍は21日、反政府武装勢力「タミル・イーラム解放の虎(LTTE)」が市民多数を「人間の盾」にして立てこもる「非戦闘地域」への進入を始めた。国防省当局者によると、同地域から約5万人が脱出したが、なお残されている市民の数については不明という。市民を「人質」にしたまま戦闘が本格化することに、国連や人権団体は懸念を強めている。 国防省によると、LTTEが築いていた防衛線を突破した政府軍は、内陸側から非戦闘地域に入り、同地域を南北に分断して海岸へ達した。一方、LTTEは政府軍が設定した同日正午(日本時間同日午後3時半)の投降期限を過ぎても、応じる気配を見せていない。 無人偵察機による空撮情報などをもとに政府軍高
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