日本の小学生におなじみのランドセルが、海外で注目を集めている。丈夫さやデザインが受け、中国人観光客らを中心にお土産として人気が上昇中。少子化で国内の需要が縮むなか、業界各社は好機とばかりに海外市場へ目を向け始めた。 「日本のドラマで見た」「丈夫なカバンと話題」 中国の建国記念の日にあたる「国慶節」の大型連休最終日だった今月7日、関西空港の国際線出発エリア(大阪府泉佐野市)にある免税店「萬(よろず)」と「和(なごみ)」は中国人でごった返していた。 売り場の一角には、定番の黒と赤に加え、青や茶、ピンクと豊富な色のランドセルが並ぶ。中国語で「日本製 高級学童カバン」「通学で毎日使っても卒業まで丈夫に使える」と書かれた張り紙があった。 中国・広州から来たアパレル会社員の梁雲亭(リアンユンティン)さん(23)は「あって良かった。お手頃な価格なので買う」と言い、1万2千円の特価品とされた赤色のランドセ
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