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-批評/考察と*経済に関するko_chanのブックマーク (25)

  • アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』と清算主義

    『電気と工事』2013年7月号の元原稿 清算主義という言葉をご存じだろうか? 清算主義はあまり一般には聞かない言葉かもしれない。この清算主義を簡単にいうと、経済の成長や発展は、資源を無駄に利用しないことによってもたらされる。これを「効率的利用」と経済学者は表現する。そのために社会に非効率的な資源の利用があればそれを除去しなくてはいけない。簡単な言葉で書けば、ムダをなくせばなくすだけ経済は発展すると考えている。この清算主義を実行するためには、政府の介入は必要ない。たいていは政府の介入は効率的利用の促進をかえって妨害してしまう。かならず市場の自律的な淘汰の力で行うべきである、という主義である。 経済学歴史では、第二次世界大戦前の経済学者の多くがそのような清算主義の立場であった。例えば、アメリカの大恐慌期に、大不況で失業や企業の倒産が相次いでも、清算主義者はそれを非効率的資源(無駄な人員や経営

    アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』と清算主義
  • エレンはなぜ、外に出たいのか?〜やかましくて、無粋な「進撃の巨人」論〜 - とある青二才の斜方前進

    アニメ, 政治歴史始めに まず、この原案をくれたAutoAuto氏のつぶやきを載せたい。が、題に入る前に彼の紹介から始めさせ欲しい。1ファンとして、僕と一部の人だけで彼の持つユーモアを楽しむのは罪悪感さえ感じてしまうので、「こんな面白い人を隠してました。許してください」と懺悔する気持ちで紹介させて欲しい。*1 彼(文から察するに男性)はブログも持ってないようだ。寄稿歴も僕の知る限り1度しかない。だが、「はてなブックマーク」界隈では名の知れた人で、彼の書く短文のキレ味はすごい。それも主流の流れに逆行し「人をったような白々しさなど微塵もない『自然なやっちまった感』で」事象や人々の反響を斬る。 最近は、彼のツイッターを三日分ぐらいまとめて読むのがマイブームである。僕が子どもの頃にブームした「鉄拳」という芸人さんを彷彿させる「続きが気になる」「ああ…それをやっちゃったか。」という【ジワジワ来

  • WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト

  • [書評]「環境主義」は本当に正しいか? チェコ大統領が温暖化論争に警告する(ヴァーツラフ・クラウス、監修・若田部昌澄、訳者・住友進): 極東ブログ

    [書評]「環境主義」は当に正しいか? チェコ大統領が温暖化論争に警告する(ヴァーツラフ・クラウス、監修・若田部昌澄、訳者・住友進) 書「「環境主義」は当に正しいか?」のタイトルには「環境主義」とあり、実際に読んでみるとそこに重点が置かれていることは理解できるはずだが、現在世界の課題として見れば、地球温暖化を扱っており、それゆえの白黒を問われるなら、どちらかと言えば、地球温暖化議論に否定的な立場にある。地球温暖化懐疑論として読まれてしまうかもしれない。 しかしそう読むのなら、書になんども言及があるように、ビョルン・ロンボルグ氏の「環境危機をあおってはいけない」(参照)以上の知見は含まれていないといってよいだろう。それでも著者ヴァーツラフ・クラウス氏は、ロンボルグ氏の比較的古い同書の他に、2007年時点でのロンボルグ氏の見解も当たり、できるだけ最新の情報に接しようとしている。さらに、ロ

    ko_chan
    ko_chan 2010/03/02
    温暖化抑制効果がわずかでもリソースの限りをつくして努力すべき、予防原則=ゼロリスク=素人考え。そんなの承知の上さ、もうパラダイムシフトしちゃったんだからフフンみたいな奴が鼻持ちならないというか。
  • 「最適な」所得税制を求めてみる(1)---社会的厚生関数からのアプローチ - Wave of sound の研究日誌

    先日の記事ではマクロ経済効果も考慮して、税収がGDPの20%であるような所得税単独税制の場合に、民間消費を最大化するような税率表を決定しました。 家計の消費性向は高所得になるほど小さくなります。 この事実から予想できることですが、求まった税率表は最高限界税率が90%超となるなど、累進性が強く、高所得家計に非常に厳しいものでした。 歴史的には、所得税の最高税率が92%であった1950〜1960年代の米国など、このような税率表もなかったわけではありません。 日でも1983年以前は、個人住民税(18%)と合わせた所得税の最高税率は93%でした(参考:財務省HP 所得税の税率構造の推移と推移のイメージ図)。 しかし、現在の日の最高税率が50%であることを考えると、90%を越える最高税率は現状ではさすがに「高すぎて」非現実的かも知れません。 そこで今回は、あとで詳しく説明するいくつかの仮定のもと

    「最適な」所得税制を求めてみる(1)---社会的厚生関数からのアプローチ - Wave of sound の研究日誌
  • 宇野常寛『ゼロ年代の想像力』と山形・稲葉の新教養主義 - 韓流好きなtanakaの過疎日記

    何度もアマゾンのおすすめに出てきたのでたまたま書店で手に取る。毎回思うが、「時代」を語る上で必修である経済問題に対する想像力というか理解というか知識というかが、この種の論者には決定的に不足していることだ。 それは単純に不勉強だからだろう。どんなに取り繕ってもこの不勉強は今後この若い論者の可能性の足枷になる。人が「時代」と格闘しようとすればするだけこの取り繕いが彼の論説の限界を設定していく。それは高原基彰氏にも感じたことだ。それは残念なことだ。いや、むしろ僕はその不勉強ぶりを少し怒ってもいる。 例えば、その想像力、理解、知識の不足をなんとか補っても、話はよくあるパターン(小泉政権がもたらした構造なんとかのなんとか変化というベタなストーリー)に落ち込むのがせきのやまだろう。 以下に引用するように、「想像力、理解、知識の不足」は、例えば書の基的な認識を奇妙なものにするのに十分である。 「こ

    宇野常寛『ゼロ年代の想像力』と山形・稲葉の新教養主義 - 韓流好きなtanakaの過疎日記
  • 湯浅誠氏が示す保守と中庸の感覚 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    『東洋経済』最新号は、左の表紙のように「崩れる既得権 膨張する利権」で、これはこれで大変興味深いものですが、ここでは、湯浅誠氏と城繁幸氏の対談がいろんな意味で大変面白く、取り上げたいと思います。 世間的には、湯浅誠氏と言えば、左翼の活動家というイメージで、城繁幸氏と言えば、大企業人事部出身の人事コンサルで、保守的とお考えかも知れませんが、そういう表面的なレベルではなく、人間性のレベルで見ると、なかなか面白い対比が浮かび上がってきます。 >横断的な労働市場を作ることは同感です。それを妨げるものとして、中途採用に消極的な企業や企業別組合、人材育成能力のない派遣業者などの問題があることも理解できます。ただ移るには環境を整えないと無理。第2のセーフティネットもうまくいきません。 >城さんの考えでは諸悪の根源は解雇規制ということになるわけだ。私もフレクシキュリティ政策は評価しますが、それは失業しても

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  • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知
    ko_chan
    ko_chan 2009/10/30
    自家用車問題って日本人が国土に分散(都市部=郊外+田舎くらいの比?)して居住していることによる非効率の1つだよな。でも池田氏への批判派が多いのも地方在者が多いことの証左な気が。
  • 「政策の打順」組み誤った民主党:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 民主党政権が格的に始まった。7~8月、このコラムで「政治シリーズガラガラポン」を連載して、筆者は政治の行方を大いに懸念、あるいは期待するようになった。 発足後100日間は静観していたほうがいいのかと思い、論評を自発的に遠慮していた。だが、「無為の国」思想そのままに政治不在でも毎日が動く日での暮らしを味わうにつけ、政府運営に言及せずにいるのはもったいない、と思うに至った。 筆者、再び、政治について筆を執る。 大型台風への対応もなし、「脱官僚」の実態 10月7~8日、大型の台風18号が日列島を南北に縦断していった。死者2人、負傷者110人超(9日現在)という状況である。激しい雨と風のため、航空網はもちろん、各地の鉄道網は寸断された。 国民は

    「政策の打順」組み誤った民主党:日経ビジネスオンライン
  • ビジネス : 日経電子版

    <12/17の予定>(注)時間は日時間 【国内】12月のQUICK月次調査<外為>(8:00)企業の物価見通し(日銀、12月短観分、8:50)国際決済銀行(BIS)国際資金取引統計および国際与信統計の日分集計結果(2018年9月末)(日銀、8:50)11月の首都圏・近畿圏のマンション市場動向(不動産経済研究所、13:00)中西経団連会長の記者会見(15:30)清田日取引所CEOの記者会見(15:30)ジャスダック上場=グッドライフカンパニー、ツクイスタッフ【海外】10月のユーロ圏貿易収支(19:00)11月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値(19:00)12月のニューヨーク連銀製造業景況指数(22:30)12月の全米住宅建設業協会(NAHB)住宅市場指数(18日0:00)10月の対米証券投資(18日6:00)南アフリカ市場が休場 〔日経QUICKニュース(NQN)〕 <12/

    ビジネス : 日経電子版
  • 都会の通勤ラッシュを解消する方法

    一読ずっこけた記事。 満員電車をなんとかしよう!:小林 隆「デジタルでアナログな共同体」 当然ながら、満員電車問題については経済学者が過去に何度も研究を行っている。 +東京一極集中の経済分析 簡単に結論を書けば、「鉄道の運賃が規制によって抑制されているので、需要過剰、供給過少に陥っている」のだ。例えば通学定期券や通勤定期券。いちばん混雑する時間帯に鉄道を利用する人に割引サービスを行うのだから、これほど馬鹿げた話はない。 運賃が高く鉄道が儲かる事業だったなら、複々線化も地下鉄化もこれほど時間のかかる話ではなかった。埼京線のようなドル箱路線については、私鉄の新規参入によるバイパスルートの開発だってありえたろう。地価が10倍になったのに運賃は3倍というのでは複々線化も新規参入も難しいのは道理だ。 より根的には、日では職住隣接が進んでいない、という問題がある。日の大都市の中心部には2~3階建

  • ストレス耐性の格差縮小が自殺予防に:日経ビジネスオンライン

    6月12日のコラム「不況が自殺を増加させるのはなぜか」において、2段階で労働者が企業から放出され、残ったとしても強いストレスにさらされる人が増えたメカニズムが、1997年の経済危機以降の自殺増の一要因であると主張しました。 コラムに多くの方からご意見をいただいたことに、感謝申し上げます。今回は、できるだけコメントにお答えしながら、(1)自殺問題を分析する上では、我が国独自の要因について注意を払う必要があること、(2)職場におけるメンタルヘルスケアを改善することによる予防が重要であること、(3)予防策を立案する時には、ストレス耐性の格差にも焦点を当てるべきであることの3つの点について、前回説明が不十分だった部分を補足したいと思います。 日独自の要因と心理学的剖検の必要性 我が国の自殺率は、先進主要国では最も高くなっています。このことは、日の職域におけるストレスも先進主要国中で最も高いこと

    ストレス耐性の格差縮小が自殺予防に:日経ビジネスオンライン
    ko_chan
    ko_chan 2009/08/01
    おもしろいんだけど、これも低成長を前提にした議論だなぁ。成長率が高ければ雲散霧消するんだけど、やらなくていいということはない。
  • 東国原さんの何がダメなのだろうか?

    自由民主党は、次期総選挙に宮崎県の東国原知事を担ぎ出そうとして、古賀選挙対策委員長が彼にアプローチした。 これに対して、東国原氏は、自らを自民党の総裁もしくは総裁候補として次の総選挙を戦うことや、全国知事会の地方分権に関する要望事項を飲むなら、次期衆議院選挙に与党側の候補者として出てもいいと条件提示した。二度目以降に持たれた話し合いなどで、東国原誌側は、「総裁」を「総裁選の候補」に、また知事会の要望事項に関しても全てをそのままではなくてもいい、というくらいに条件をディスカウントしたようだが、現段階では、未だ具体的な決定に至っていない。 自民党の東国原氏へのアプローチは総選挙に向けた人気回復策だと見られていたが、その後の自民党支持率の動きなどを見ると、効を奏さないばかりか、むしろ逆効果になったようだ。 率直に言って、私も、一連の動きを見て東国原氏に対して「嫌な感情」を抱いた。しかし、東国原氏

    ko_chan
    ko_chan 2009/07/18
    地方分権なんか無用、というのがマズければ、東や橋下のいう分権は県栄えて自治体枯るものにすぎないと批判してもいいか。
  • 『経済成長って何で必要なんだろう』(光文社×シノドスリーディングス)発売 - こら!たまには研究しろ!!2009-06-25

    先月お知らせしました,『日を変える「知」 (SYNODOS READINGS)』に引き続きましてのシノドスリーディングス第2弾は, 経済成長って何で必要なんだろう? (SYNODOS READINGS) 作者: 芹沢一也,荻上チキ,飯田泰之,岡田靖,赤木智弘,湯浅誠出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/06/25メディア: 新書購入: 41人 クリック: 414回この商品を含むブログ (77件) を見る です.タイトルからは一見経済成長懐疑論のように見えますが……少なくとも僕の部分は徹底的な経済成長賛美です. このはシノドスでの岡田靖氏セミナーと僕と赤木智弘氏,湯浅誠氏との対談などがもとになっていますが,序章と終章での芹沢×荻上×飯田鼎談によって全体の位置づけを明確化することで,対談にありがちな不統一感を(ある程度は)防げているんではないかと思います. 赤木さんと湯浅さんとの

    『経済成長って何で必要なんだろう』(光文社×シノドスリーディングス)発売 - こら!たまには研究しろ!!2009-06-25
  • もう「大旦那」アメリカには頼らない:日経ビジネスオンライン

    (前回から読む) 竹森 『強欲資主義 ウォール街の自爆』の中で、バンク・オブ・アメリカがメリルリンチを吸収した行動に触れられています。うまくいかないだろうと書かれたのは慧眼だと思います。その後どんどん問題が浮かび上がってきましたから。どうしてそう思われたのですか。 神谷 バンク・オブ・アメリカは、ネイションズ・バンクがバンク・オブ・アメリカを買収し、買った銀行名を使っているものです。ネイションズ・バンクはモンゴメリー証券という小さいブティック型の投資銀行を買い、さらにバンク・オブ・アメリカを買いました。 でも、モンゴメリー証券の創業者始め、幹部はもう全部抜けてだれもいません。ケン・ルイス自身、いわば「コニャックの空瓶」を売って出ていったインベストメント・バンカーのことが大嫌いなわけです。モンゴメリー証券は、コニャックの中身が消えて、空瓶となったわけです。こうして投資銀行部門の拡大に1回失

    もう「大旦那」アメリカには頼らない:日経ビジネスオンライン
    ko_chan
    ko_chan 2009/06/13
    「バブルより、ポストバブルが、その後の日本人の思考パターンを規定している」
  • ちきりん氏の分析は妙ちきりん? - himaginary’s diary

    おちゃらけ社会派を自称するアルファブロガーのちきりん氏の様々な分析は、はてな界隈で多くの注目を集めているが、その中でも「正社員ポジションはどこへ?」と題された昨年8月3日エントリは、自身最高数の約800のはてブを集めている。 確かにその分析内容は面白く、これが当ならば若者の正社員の座が中高年に奪われているというのが素直に納得できる。 だが、はてブの中には、分析への称賛の声に混じって、少数ながら統計数字の扱い方への疑問の声も見られる。その中でもstaebchen氏は、「25〜34歳の正規雇用を調べたら88年→07年で55万人増加してる」と指摘しており、この20年の間に35歳未満では正社員が239万人減った、というちきりん氏の分析と一見矛盾する結果を提示している。 この矛盾を解く鍵は、ちきりん氏が35歳未満の中に24歳以下の年齢層を含めている点にある。故意かどうかはわからないが、ちきりん氏は

    ちきりん氏の分析は妙ちきりん? - himaginary’s diary
  • たかもちげん『祝福王』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    『週刊 エコノミスト』か『週刊東洋経済』か、それとも他の媒体だかに寄稿した一文。宮崎哲弥さんに注目していただいた短文。 ーー 書はマンガである。しかしただのマンガではない。書は明らかに80年代後半のバブル経済の爛熟、そして90年代初めのその崩壊という、経済的な高揚感と喪失を経験した日人の在り方を問うために書かれた稀有な著作である。経済的な挫折感が、まま精神的な空虚感を人々に抱懐させることはよくある。そのとき人間は、物質的な欲望が充足されないことから、イデオロギーや宗教などの絶対的な真理に逃げようとするかもしれない。実際に80年代末期から90年代初めにかけて、そのような大衆の挫折した欲望のあり方を救済するかにみせかけたカルト的な宗教団体、いかがわしい精神セミナーの類が族生した。そのうちのもっとも過激な集団(オウム真理教)が90年代半ばに起こしたテロはいまも日人の心のどこかに影をおとし

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  • なぜ右翼には低学歴と低所得が多いのか[改題:プロレタリア型右翼]

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    ko_chan
    ko_chan 2009/05/31
    移民反対だから自民族中心主義という短絡……と書こうとしたらこれも含めて釣りだったか。
  • なぜ日本のシンクタンクは駄目なのか?

    http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/1031を読んで。 著者は富士通総研の方だが、こういう文章を読むと気になるのはシンクタンクに関する整理である。多様なことをしているので、こういった整理は一概には当てはまらないと思う。 但し、危機なのに肝心の「専門家」が知恵を持っていない状況が浮き彫りになっているという指摘は事実だろう。 なぜなら、コンサル部門は知らないが、調査・研究部門ということで言えば、シンクタンクが追っている問題は個別具体的な「今」の現象に関する調査に偏っているためだ。大抵調査部門は委託調査ではなく、マクロ経済調査のように独自に発信する形が取られているが、そこで必要とされているのは直近時点のマクロ経済に関する話題である。速報性が求められる中では、現象面の説明に終始するのがもっとも手早いやり方となる。理論的な枠組みに即していないため、その場限りの場

    なぜ日本のシンクタンクは駄目なのか?
  • 『日本を変える「知」』(芹沢・荻上編,光文社) - こら!たまには研究しろ!!

    日満を持して……SYNODOS READINGS第一弾『日を変える「知」』が発売されます.編者は社会学者の芹沢一也氏と批評家の荻上チキ氏.執筆は鈴木健介氏,橋努氏,田由紀氏,吉田徹氏,そして僕です. 日を変える「知」 (SYNODOS READINGS) 作者: 芹沢一也,荻上チキ,飯田泰之,鈴木謙介,橋努,田由紀,吉田徹出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/05/22メディア: 新書購入: 15人 クリック: 129回この商品を含むブログ (52件) を見る 内容は, はじめに(芹沢一也) 1:「経済学っぽい考え方」の欠如が日をダメにする(飯田泰之) 2:ニッポンの民主主義(吉田徹) 3:教育・労働・家族をめぐる問題(田由紀) 4:日ならではの「再帰的不安」を乗り越えて(鈴木健介) 5:誰もネオリベラリズムを全面否定できない(橋努) あとがきにかえて(荻上チ