共産党の志位委員長は、20日から韓国を訪れて講演などを行うことにしていて、日韓関係の改善に向けて、歴史認識を巡る問題の解決の必要性や、安全保障関連法の廃止を目指す野党勢力による「国民連合政府」の構想を説明し党の存在感を示したい考えです。 一連の日程で、志位氏は、日韓関係の改善に向けて、真の友好関係を築くためには、歴史認識を巡る問題に正面から向き合い、解決することが必要だと訴えることにしています。 さらに、志位氏は、19日、「『戦争法』を巡る問題や、『国民連合政府』の提起について、韓国でも大変強い関心があるようなので、私たちの立場を説明したい」と述べ、安全保障関連法を廃止するため、党が掲げている、野党勢力による「国民連合政府」を樹立する構想についても説明し、党の存在感を内外に示したい考えです。