なぜ、ローツェという太陽は 沈まず、輝き続けるのか 1985年にローツェを創業し、現在は相談役を努めているのが崎谷文雄だ。ローツェは創業以来、36年にわたって年平均21.47%の成長率で発展を遂げてきた。自社の革新と発展が社会の革新や発展へと確実につながっている。そのように強く想える36年であり、やりがいに満ち溢れるアントレプレナー人生を過ごしてきたに違いない。 「ローツェは、半導体製造工場および液晶ディスプレイ製造工場で使用される無塵化対応ロボットをはじめ、その応用装置の開発・製造・販売を主な業務としています。創業時から大切にしてきたのは、『他社がすでに販売している同等品は製品にしない。従来より優れた製品、世界的にニュースとなる製品のみを商品化しよう』という信念です」 崎谷が語るようにローツェの歴史は独自の製品を生み出してきた歴史にほかならない。超小型モータ制御機器、クリーンロボット、デ