KDDIはメタバース(仮想空間)関連サービス群「αU(アルファユー)」の一環として、3次元(3D)音楽ライブ配信サービス「αUライブ」の提供を始めた。メタバースでのライブ配信者は増えている一方、作成の難しさから番組数が不足。配信者の収益拡大策やアーティスト発掘の仕組みも作り、コンテンツの充実につなげる。通信業界ではソフトバンクもバーチャル体験が可能なコンテンツの制作を手がけており、メタバースの普及を後押ししそうだ。 αUライブはスマートフォンの画面をなぞるだけで好きな角度や距離から音楽ライブを視聴可能。視点操作を迅速に反映する高品質な映像は高性能のパソコンでないと視聴できなかったが、インターネット上のサーバーで映像を処理する「クラウドレンダリング」の活用でスマホでも視聴できるようにした。 KDDIはコロナ禍が本格化した2020年5月、仮想空間上で東京・渋谷を再現した「バーチャル渋谷」を開設
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