【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ米大統領は13日、訪米中の李明博(イミョンバク)韓国大統領との首脳会談で、安全保障分野を中心とする米韓同盟を経済・貿易分野も含めた「多元的戦略同盟」に格上げすることで合意した。 米軍普天間飛行場移転問題などで日米関係が停滞するなか、韓国を米政権のアジア政策の新たな基軸に位置づける方針を打ち出したといえる。 韓国政府の発表によると、両首脳は米韓同盟について、韓国にとっては「安保の第一の軸」、米国にとっては「太平洋地域の安保のための礎」と確認した。「太平洋の安保の礎」は日米同盟によく使われる表現で、韓国により大きな役割を求める米国の立場を示している。李氏は12日には韓国大統領として初めて国防総省に招かれ、パネッタ国防長官らから状況説明を受けた。
民主党県連の松野信夫代表(参院議員)は29日、熊本市内で記者会見し、来年夏の参院選熊本選挙区(改選数1)に、松野頼久官房副長官(衆院熊本1区)秘書で新人の本田浩一氏(42)を擁立すると発表した。党本部に申請し、来年1月にも公認候補として正式決定される見通し。 本田氏は熊本市出身で、西南学院大法学部卒。会社員を経て、2004年から民主党の加藤公一法務副大臣の公設第一秘書、07年8月から松野官房副長官の私設秘書を務めている。 会見に同席した本田氏は「鳩山政権の信を問う中間選挙の意味もある大事な選挙で、全力で勝ち抜く。命を大切にする国づくりに取り組みたい」と述べた。 熊本選挙区では、これまでに共産党が党県国政対策委員長・安達安人氏(53)の擁立を決定。自民党は改選となる現職・木村仁氏(75)が不出馬を表明。公認候補の公募を行っており、比例選出の松村祥史参院議員(45)ら4人による予備選を実施し、
第88回全国高校サッカー選手権(読売新聞社など後援)は大会第4日の3日、首都圏の4会場で3回戦8試合が行われ、ベスト8が決まった。 広島観音(広島)は尚志(福島)に危なげなく勝利。矢板中央(栃木)はPK戦の末、作陽(岡山)を下した。 ルーテル学院(熊本)はPKによる1点で日章学園(宮崎)との九州対決を制し、初出場の藤枝明誠(静岡)は岐阜工(岐阜)を振り切った。 同じく初出場の山梨学院(山梨)も香川西(香川)に勝利。青森山田(青森)はMF柴崎の1得点1アシストの活躍で、高知(高知)に競り勝った。 関大一(大阪)も八千代(千葉)に勝利。前日10得点を挙げた神村学園(鹿児島)は境(鳥取)に2―0で勝った。 4日は休養日で、準々決勝は5日に行われる。 ▽3回戦 広島観音(広島)1―0尚志(福島) 矢板中央(栃木)1―1 PK5―4作陽(岡山) ルーテル学院(熊本)1―0日章学園(宮崎) 山梨学院(
箱根駅伝10区(鶴見中継所〜大手町・読売新聞社前23・1キロ=3日)──東洋大は昨年もアンカーを務めた高見(3年)が快走、トップでゴールに駆け込み、2年連続2度目の総合優勝を果たした。 2位に3分36秒差をつけて復路をスタートした東洋大は、一度も首位を譲らない安定した走りで、総合2連覇を飾った。 2位の駒大・藤山(4年)とは、6キロ地点で約4分56秒差。15キロ過ぎでは、約4分52秒差となっていた。 15キロ過ぎの時点で、3位は山梨学院・大谷(4年)、4位は中大・辻(4年)、5位は東農大・木下(2年)。
第86回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=関東学生陸上競技連盟主催、読売新聞社共催)は2日午前8時、東京・大手町の読売新聞社前をスタートした。 午前8時現在のスタート地点周辺は晴れで、気温4・0度。箱根・芦ノ湖を折り返し地点とする10区間217・9キロを舞台に、20チームが熱い火花を散らす。 2日の往路は5区間108キロ。エース格の選手が集う「花の2区」、高低差864メートルを駆け上がる「山登りの5区」が注目区間だ。 3日の復路は、箱根から大手町までの5区間109・9キロで競う。優勝争いはもちろん、終盤に激しさを増すシード権争いにも注目が集まる。 各チームの戦力が拮抗(きっこう)し、戦国駅伝と評される今大会。2連覇を狙う東洋大を軸に、2年連続2位の早大、2年ぶりの王座奪還を期す駒大が絡み、日大や山梨学院大も上位をうかがう。目が離せない展開となりそうだ。
衆参両院での単独過半数獲得を狙い、積極果敢に候補を擁立する構えの民主党。野党転落のショックからの立ち直りをかけた戦いを挑む自民党。政権交代後、初の大型国政選挙となる夏の参院選に向け、各党は「勝てる候補」の擁立に腐心している。 ◆「安定政権の夏」◆ 民主党は、政権運営を安定させるため、参院での単独過半数確保を目指している。「逆転の夏」を掲げて与野党逆転を果たした2007年参院選にならい、「安定政権の夏」がキャッチフレーズだ。 夏の参院選での民主党の非改選議席は62。過半数には60議席以上の獲得が必要になる。 小沢幹事長は07年参院選と同様に、29ある1人区で大勝を狙うとともに、2人区では「共倒れ」の危険を冒してでも候補を2人擁立し、互いに競わせる戦略を立てている。小沢氏は「キーワードは若さと女性だ」と語っており、3人区の5府県(埼玉、神奈川、千葉、愛知、大阪)と5人区の東京では、女性候補を少
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