◆ オクセンフルト工場では2022~23年の製糖プロセス期間で石炭による熱電併給を終了、以後天然ガスに転換 ◆ 天然ガスでCO2排出量を削減、ネットゼロ目標実現に向けた過渡期技術として採用 ◆ 将来は100%水素への転換が可能な技術につなげる 三菱重工グループの欧州現地法人である三菱パワーヨーロッパ(Mitsubishi Power Europe GmbH)は、欧州の製糖最大手でドイツのマンハイム(Mannheim)に本拠を置くジュートツッカー社(Südzucker AG)と、同社グループで最大かつ最重要な製糖拠点の一つであるオクセンフルト工場(Ochsenfurt sugar factory)のボイラー燃料を石炭から天然ガスへ転換する工事の契約を締結しました。2023年度の改修工事完了を予定しています。燃料転換を柱とする一連の近代化により、砂糖製造時の炭素排出量が削減されるとともに、将来