「冬のオリンピックがお披露目会となった」 欧米のメディアなどがこう伝えたのは競技ではなく、中国が開発を進める最新の技術のことです。 それが硬貨や紙幣を電子化する「デジタル通貨」。 日本でも実証実験が進められていますが、中国は主要国の中で2歩も3歩も先を進んでいます。 その取材を進めると中国が直面する課題も見えてきました。 (中国総局記者 伊賀亮人/ワシントン支局記者 吉武洋輔) 世界の先端をいく中国のデジタル通貨はどのようなものなのか。 実際に記者(伊賀)も使ってみました。 使い方はいたって簡単です。 スマホにアプリをダウンロード、そして専用の口座(ウォレット)を設定し、銀行口座から入金すると「デジタル人民元」が手に入ります。 デジタル人民元に対応したファストフード店では、会計用の端末にアプリでQRコードを表示してかざすだけで支払いは完了。 通貨なので中央銀行主導のシステムですが、使い方は
![中国発のお金が世界を変える?日米の先を行くその実力は | NHK | ビジネス特集](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bad3c5b83e56ce82469984c0ca795b4b33cd92f6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20220324%2FK10013548761_2203241645_0324164542_01_02.jpg)