公約修正、国債抑制が目的=「最終決定は政府」−小沢氏 公約修正、国債抑制が目的=「最終決定は政府」−小沢氏 民主党の小沢一郎幹事長は20日午後、盛岡市内で開かれた党岩手県連のパーティーであいさつし、2010年度予算編成に向けた同党の要望について「国債発行を最低限の44兆円で予算編成を行おうという決定がなされた後だった。政権が決めたことを無責任に否定するような要望はやめようということだ」と述べ、財源難の中で新規国債発行額「約44兆円以内」の政府方針を堅持するには、衆院選マニフェスト(政権公約)の修正もやむを得ないとの考えを強調した。 予算要望には、ガソリン税などの暫定税率の原則維持や子ども手当の所得制限導入など、マニフェストとは異なる内容が盛り込まれた。小沢氏は「最終的には政府が決定することだが、ほとんどの国民、各地域の要望を可能な限り吸い上げて政府に伝えたつもりだ」とも語った。 一方、