4月21日、ロシアのプーチン大統領は、ウクライナでの戦争を機に再び自国の核戦力が持つ強大さの宣伝に努めている。写真はモスクワで20日、次世代の重量級大陸間弾道ミサイル(ICBM)「サルマト」の発射実験をビデオで視察するプーチン大統領。露大統領府提供(2022年 ロイター) [21日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は、ウクライナでの戦争を機に再び自国の核戦力が持つ強大さの宣伝に努めている。20日には次世代の重量級大陸間弾道ミサイル(ICBM)「サルマト」の発射実験成功を受け、これによってロシアの敵対勢力は、いったん立ち止まってどうすべきか考えるはずだと述べた。 2月24日のウクライナ侵攻開始に際してプーチン氏は西側諸国に、ロシアの前途をさえぎろうとするいかなる試みも「歴史上、決して経験してこなかったような予期せぬ事態につながる」と警告。その数日後に、核戦力部隊に警戒度を引き上げるよう