【読売新聞】 不動産業などを営むエンシン(大阪市)は、宮城県気仙沼市のホテルの建物を解体し、岩手県北上市に移設して9月中旬に新規開業する。需要の変化に迅速に対応でき、同社は「不動産を動産化し、再び不動産にする日本初の試み」としている
モジュール建築は、かつてのプレハブやコンテナハウス、旧来のトレーラーハウスなどのイメージから脱却して、新たなルネサンスを迎えようとしている。現在はハイエンドな邸宅や集合住宅、高層の病院までもがモジュラー工法で建設されるようになった。 材料をプロジェクトの現場へ搬入し、熟練の技術者が切断や組み立てを行う従来の住宅やビルの建設モデルは、廃棄物や複雑なスケジュール、建設現場につきものの非効率性の原因となっており、この自動化の時代においては、より綿密に精査されるようになってきた。プロジェクトの成功例の多くで、過去に建設された住宅やビルとは異なる自動組立ラインのアプローチが採用されている。製造は工場で行われ、現場ではレゴ ブロックを思わせるような建築部材の組立作業が行われる。こうしたモジュール建築には、明白なメリットがある。 スケジュールと手戻り最初に挙げられるメリットは、モジュール建築によりアクセ
2002年度から2020年度までの廃校数、累計8580校 文科省によると、2020年度の廃校数は335校で、小学校227校、中学校73校、高等学校等35校となった。 2002年度から2020年度までの廃校数の累計は8580校で、小学校5678校、中学校1721校、高等学校等1181校となった=表1、表2。 この8580校のうち、学校施設が現存している廃校数は7398校にのぼり、そのうち1971校(25.9%)が活用されずに放置されている。 活用されている廃校数は5481校(74.1%)で、活用例としては公立の小中学校、高等学校等、大学以外の学校として再活用されているケースが最も多い。 再活用には、校舎と屋内運動場を分けて再活用を図っており、学校としては校舎1987か所、屋内運動場1961か所が再活用されている。 また、1つの廃校を複数の施設として活用するケースも多く、社会体育施設、社会教育
道などが1970年に札幌市厚別区に建てた北海道百年記念塔の解体工事が、今秋にも始まる見通しです。老朽化による安全面の問題や、存続した場合の多額の維持費から、道は2018年末に撤去する方針を決めていました。道民の中には解体に理解を示す声もありますが、地元住民らからは今も存続を望む声が出されています。記念塔を巡っては、和人の入植で土地を奪われたアイヌ民族への配慮が足りないという批判が建設当時からあり、議論の火種はなおくすぶっています。(報道センター 小宮実秋) 3月上旬、雪深い野幌原始林が背後に広がる百年記念塔前では、数組の見物客が写真を撮っていました。厚別区で約40年間暮らし、毎週末に塔周辺を散歩するという主婦の中島紀久代さん(66)は「地元のシンボル。解体見直しに望みを持っていたので、取り壊しが始まると知ってショック」と寂しそうに塔を見つめながら話しました。 ■開拓使設置100年目に着工
作家の太宰治が好んで訪れた場所として知られる東京 三鷹市の線路の上に架かるこ線橋が建設から90年余りを経て撤去されることになりました。地元では、写真や映像などで、この陸橋の記憶を後世に伝えようという取り組みも広がっています。 撤去されることになったのはJR三鷹駅からおよそ300メートル西側に位置する、全長およそ90メートルのこ線橋です。 昭和4年に当時の鉄道省が建設し、JR中央線や車両基地の上に架かっていて、三鷹市の南北をつなぐ生活道路として長年、地元の人たちが利用してきました。 また三鷹市で晩年を過ごした作家の太宰治が好んで訪れた場所としても知られ、昭和20年代に撮影された写真には、橋の上でたたずむ姿や、さっそうと階段を下りる姿が収められています。 しかし去年6月、こ線橋を所有するJR東日本は、老朽化が進んでいることや、南北をつなぐ地下道が近くにあることなどから撤去する方針を示し、市と協
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