来る2023年、中公文庫は創刊50周年を迎えます。その記念プレ企画として、本連載では「50歳からのおすすめ本」を著名人の方に伺っていきます。「人生100年時代」において、50歳は折り返し地点。中公文庫も、次の50年へ――。50歳からの新たなスタートを支え、生き方のヒントをくれる一冊とは? 第13回は、作家・評論家の関川夏央さんに伺います。 関川夏央(せきかわ・なつお) 1949年新潟県生まれ。上智大学外国語学部中退。『海峡を越えたホームラン』で第7回講談社ノンフィクション賞を、『「坊っちゃん」の時代』(谷口ジローとの共著)で第2回手塚治虫文化賞を、『昭和が明るかった頃』で第19回講談社エッセイ賞を、2001年「明治以降の日本人と、彼らが生きた時代を捉えた幅広い表現活動」により、第4回司馬遼太郎賞を受賞。その他の著書に、『白樺たちの大正』『昭和時代回想』『寝台急行「昭和」行』『子規、最後の八
![関川夏央「〈没後100年〉27歳で『舞姫』を書いた森鴎外が、53歳で紡いだ大人のための小さな物語『じいさんばあさん』」 連載:50歳からの読書案内|教養|婦人公論.jp](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c9591120794c87f32a7dcf872e46bdea02ab0da5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffujinkoron.jp%2Fmwimgs%2F7%2F3%2F-%2Fimg_735d732d926de9ed783c7eec08647f55253994.jpg)