西側諸国が制裁措置を強化し、国際社会がウクライナ軍事侵攻への非難を強める中、日本企業もロシア事業を続々と停止している。写真は日本の国旗。2012年12月、都内で撮影(2022年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 14日 ロイター] - 西側諸国が制裁措置を強化し、国際社会がウクライナ軍事侵攻への非難を強める中、日本企業もロシア事業を続々と停止している。 日ロ貿易は資源輸入の割合が大きく、日本側の貿易赤字が続いている。2021年の輸入額は1兆5431億円で、液化天然ガス(LNG)を含む鉱物性燃料が61.3%と過半を占め、銀や白金、半導体生産に用いるパラジウム等の原料別製品が22.6%、魚介類や甲殻類といった食料品が9.1%、木材等の原材料が5.1%を占める。