外国産輸入アサリの大半が「熊本県産」に偽装されていた問題に絡み、偽装に関わった県内の仲介業者が闇取引の実態を証言した。「アサリはとにかくもうかる」。偽装の2~3割を占めるとされる「熊本ルート」では、巨額の利ざやを目当てに正体不明の県外業者も介在。偽装行為の当事者だけでなく、蓄養場や卸業者も利ざやを分け合う組織的な構図が浮かぶ。 「アサリが欲しい。社長から、アレしてもらえんですか」。1年ほど前、仲介業者の男性は、見知らぬ番号の電話を受けた。相手は福岡県南部の卸業者。男性は過去にアサリの輸入に関わっており、「アサリ業者から聞きつけたのか」と推測する。 ...
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