1936年生まれ。2012年から20年まで、安倍晋三内閣の内閣官房参与を務めた。エール大学名誉教授、東京大学名誉教授。著書に「アメリカは日本経済の復活を知っている」(講談社)、「エール大学の書斎から 経済学者の日米体験比較」(NTT出版)など多数。 ■「なぜ経済政策を誤るのか」答えをさがして ――浜田さんの著書「21世紀の経済政策」は600ページを超える大著となりました。しかも、世界と日本の政策当局者、経済学者、経済評論家、政策アドバイザーなど総勢89人に直接インタビューし、議論したものを構成したものです。ジャーナリストが手がけるならともかく、一線の学者である浜田さんが直接聞き取りしたことに驚きました。膨大な作業ですが、動機は何だったですか? 本をまとめるに至った、いちばん初めの問いは「政府が経済政策を誤るのは、政策担当者が個人や組織の利害にこだわるためか? それとも、経済論理に無知である
![意見が違う相手とも エール大・浜田宏一氏の「89人インタビュー」:朝日新聞GLOBE+](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/88ee53748be7858e3b03a3e2fcdaba22b1ad2617/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fp.potaufeu.asahi.com%2F4785-p%2Fpicture%2F26554538%2F5d2339bdda8c335b44c325ebbdf290b6.jpg)