現実即応の制度に改善を=鳩山首相、失業者入居施設を視察 現実即応の制度に改善を=鳩山首相、失業者入居施設を視察 鳩山由紀夫首相は1日午後、住居を失った失業者が年末年始に一時的に宿泊する東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターを視察した。首相は視察後、記者団に対し、職業訓練を行う失業者に生活給付金を支給する制度の周知や運用が不十分だと指摘、「現実に困っている方が、いい支援策があるにもかかわらず、すぐに使えないという話ではいけない」と述べ、改善に取り組む考えを示した。 視察には菅直人副総理兼国家戦略担当相、長妻昭厚生労働相、福島瑞穂消費者・少子化担当相らが同行した。入居者は「過重労働で仕事を辞めざるを得なかった」「ハローワークでもふさわしい仕事が見つからない」などと不満を示し、首相は「役所は頑張っているが、本当に役立っているか、まだギャップがある」と感想を示した。(2010/01
介護などの仕事を探す人向けの専門窓口を設けたハローワークもある=東京都豊島区 介護福祉士らの養成学校で「職業訓練バブル」ともいえる状況が起きている。深刻な雇用情勢の中、失業した人を人手不足の介護現場へ振り向けようと、政府や自治体が学校に委託する訓練を急増させたことが背景にある。経営難の学校からは歓迎の声も上がるが、現場には「介護分野で働く気のない人まで集まってしまった」との戸惑いもある。 「訓練特需。しばらくは経営に頭を悩ませなくて済みそうです」 東日本のある専門学校長は、こう話す。処遇の低い介護職場が敬遠されたことや少子化の影響で、ここ数年、入学者数は定員を大きく割り込んでいたが、訓練生の受け入れで不足分を補えたからだ。 政府や自治体は、失業者に介護分野で働いてもらおうと、介護コースがある専門学校や短大に委託する訓練を、09年度から大幅に増やした。政府の計画によると、介護分野で訓
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く