【だいだらぼっちのあしあと】 全国各地に伝わるダイダラボッチ(巨人)の伝説であるが、浜松市にもそのダイダラボッチの足跡とされる土地が2箇所ある。共に姫街道の通る浜名湖の北に位置し、直線距離で約5km離れてある。 細江町にある足跡は、住宅に隣接した池になっている。ただ足跡と言っても、道路などの区画整理によってかなり埋められ、約10m四方の正方形の形をしている。道路沿いにダイダラボッチの伝説の案内板があるので、それと分かる程度のものとなっている。 一方の三ヶ日町の足跡は平らな窪地となっており、それなりの大きさはあるものの、やはり県道の開設によって一部が削られていると言われる。こちらも案内板がなければ、ただの空き地にしか見えない。 この2つの伝承地にある案内板には、浜松に残るダイダラボッチの代表的伝説が書かれている。 ダイダラボッチは東の国に大きな山を造ろうと、西の国で土を掘り返して土を運んだと
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