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ブックマーク / japanmystery.com (2)

  • ダイダラボッチの足跡 | 日本伝承大鑑

    【だいだらぼっちのあしあと】 全国各地に伝わるダイダラボッチ(巨人)の伝説であるが、浜松市にもそのダイダラボッチの足跡とされる土地が2箇所ある。共に姫街道の通る浜名湖の北に位置し、直線距離で約5km離れてある。 細江町にある足跡は、住宅に隣接した池になっている。ただ足跡と言っても、道路などの区画整理によってかなり埋められ、約10m四方の正方形の形をしている。道路沿いにダイダラボッチの伝説の案内板があるので、それと分かる程度のものとなっている。 一方の三ヶ日町の足跡は平らな窪地となっており、それなりの大きさはあるものの、やはり県道の開設によって一部が削られていると言われる。こちらも案内板がなければ、ただの空き地にしか見えない。 この2つの伝承地にある案内板には、浜松に残るダイダラボッチの代表的伝説が書かれている。 ダイダラボッチは東の国に大きな山を造ろうと、西の国で土を掘り返して土を運んだと

    ダイダラボッチの足跡 | 日本伝承大鑑
  • 化女沼 | 日本伝承大鑑

    【けじょぬま】 化女沼は現在ではダム湖となっているが、以前は自然の湖沼であった。そのために今でも数多くの水生植物が繁茂、水鳥の越冬地となっており、平成20年(2008年)にはラムサール条約の登録を受けている。 この不思議な名前の由来となった伝説が残されている。この沼のそばに、かつて一人の長者がいた。その長者には美しい一人娘がいた。名は照夜姫と言い、毎日のように沼へ来て日を過ごしていた。その美しさのために、いつしか姫が沼のほとりに近づくと、水面にたくさんの蛇が集まるほどであったという。 ある時、一人の旅の美男が長者の家にやって来て、宿を借りることになった。照夜姫とはすぐに相思相愛の仲となったが、また旅を続けるためにと男は去って行った。 男との別れを嘆き悲しんでいた照夜姫であったが、しばらくして突然の体調の異常に気づく。そのまま産気付いた姫は、その夜のうちに子供を産んだ。しかし赤子は人間ではな

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