11月26日、イエメンのハディ副大統領は、サレハ大統領の後任を選出する大統領選を来年2月21日に実施すると発表。写真は、同大統領の訴追を求めるデモ参加者ら。首都サヌアで撮影(2011年 ロイター/Khaled Abdullah) [サヌア 26日 ロイター] イエメンのハディ副大統領は26日、サレハ大統領の権限移譲などを柱とする湾岸協力会議(GCC)の仲介案が同大統領や野党勢力の代表者により署名されたのを受け、後任を選出する大統領選を来年2月21日に実施すると発表した。 23日にサウジアラビアの首都リヤドでGCCの仲介案に署名したサレハ大統領は26日、イエメンに帰国。国営サバ通信によると、ハディ副大統領は「新たな大統領を選ぶ選挙は2012年2月21日の朝8時に開始する」と宣言、国民に対し投票を呼び掛けた。 署名された仲介案のもと、サレハ大統領は後任者が選出されるまで大統領の座にとどまり、デ