11月25日、藤井財務相は2010年度予算について、年内編成という当初のスケジュールを「変える気はない」と語った。10月撮影(2009年 ロイター/Michael Caronna) [東京 25日 ロイター] 藤井裕久財務相は25日午後の会見で、現在開会中の臨時国会が延長された場合の2010年度予算編成への影響について、閣僚や官僚らが長時間拘束されるわけではなく、年内編成という当初のスケジュールを「変える気はない」と語った。 藤井財務相は、25日に官邸で開かれた全国知事会議において、知事サイドから地方交付税の増額を求める声が出たことなどに関連し、「民主党は地方主権の政党であり、いろいろ約束したが、2010年度で全てはでいない。順序は相談させてほしい」と説明したことを明らかにした。そのうえで、「全体像はあるが、全体像を実現する段取りとして、交付税の引き上げから始まることは考えられない。もっと
インタビュー:鳩山政権に5つの不安材料=田中秀征氏2009年11月12日11時55分 [東京 12日 ロイター] 元衆議院議員の田中秀征氏(元経済企画庁長官・現福山大学客員教授)はロイターのインタビューに応じ、鳩山政権には5つの不安材料があると述べ、政権の根幹といえる行政改革や官僚改革で譲れば一気に失速すると警告した。 政権交代前から抱いていた鳩山政権への不安は現実になりつつあるとし、こうした状況が続けば来夏の参院選での過半数割れの可能性も十分あると指摘。その場合には政界は流動化すると見通した。 田中氏が挙げる政権の不安材料は、1)経済の中期ビジョン策定が遅れたこと、2)行政改革・官僚改革の揺らぎ、3)米軍普天間基地移設問題での迷走と重要課題への対応スタンス、4)小沢一郎民主党幹事長が政権基盤を実質的に握る「小沢肩車内閣」であること、5)鳩山首相の献金問題──の5つ。「5つの暗雲が垂れこめ
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