[マドリード 20日 ロイター] スペインで20日実施された総選挙で、与党の社会労働党が大敗を喫し、中道右派の国民党が政権を奪回することになった。 サパテロ首相は退陣し、国民党のマリアノ・ラホイ党首(56歳)が新首相に就任する予定。 ラホイ党首の首相就任は12月20日ごろになるとみられる。 開票率99.95%の段階で、下院350議席のうち国民党が186議席を獲得し、絶対過半数を獲得した。 一方、サパテロ政権の与党、社会労働党は議席数を169から111に減らし、過去30年で最悪の結果となった。 スペインは500万人が失業状態にあり、失業率が欧州連合(EU)で最高水準に達している上、過去4年間で2度目のリセッション(景気後退)に見舞われており、7年間のサパテロ政権下で経済が大きく悪化したとの不満が高まっていた。 サパテロ首相は支持率の急落を受けて3期目を目指さない意向を表明し、アルフレード・ペ
![UPDATE1: スペインで政権交代へ、経済の悪化や緊縮策への反発で与党が歴史的大敗](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2914cd2c0f78f46b292bd28807a3d32e34425ee1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs1.reutersmedia.net%2Fresources_v2%2Fimages%2Frcom-default.png%3Fw%3D800)