第5回世界大学野球選手権の第3日が1日、神宮球場で行われ、日本はキューバに7対12で敗れた。日本は先発の藤岡貴裕(東洋大3年)が初回に2本塁打を浴び先制を許すと、その後も4投手をつぎ込んだものの、キューバの勢いを止められず16安打4発を喫し、12失点と打ち込まれた。 打っては0対3で迎えた2回、鈴木大地(東洋大3年)がライトスタンドにライナーで飛び込む逆転3ランを放つなど4点を奪い、一時は勝ち越しに成功。9回にも4安打を浴びせ3点を返す粘りを見せたが、大量失点が響き今大会初黒星を喫した。 注目の155キロ右腕・菅野智之(東海大3年)は、7回から5番手で登板。3イニングを投げ被安打3・被本塁打2・与四死球1・失点3の成績だった。 日本投手陣がキューバのパワーに圧倒された。試合前の打撃練習から、そのパワーは際立っていた。マウンドのやや手前から投げられる緩いボールを、代わる代わる打席に入る
斎藤の我慢の投球が勝利を呼び込んだ。第5回世界大学選手権が30日に開幕し、日本は予選リーグ初戦の韓国戦に4対0と勝利した。この日、日本の先発を任されたのは、榎本保監督が「斎藤君しかいないと思っていた」と全幅の信頼を寄せる斎藤佑樹(早大4年)。毎回のように走者を許しながらもチェンジアップ、フォークを有効に使い、9三振を奪って6回無失点。その後、乾真大(東洋大4年)、大石達也(早大4年)の継投で韓国打線を封じた。大事な開幕戦を完封リレーで飾り、大学日本代表初の世界一に向けて幸先のいいスタートを切った。 大事な開幕戦のマウンドに、「アマチュア最後のジャパン(日本代表)なので、絶対に勝ちたいという気持ちがあった」という斎藤。しかし、初回から2安打を浴び一、二塁のピンチを背負うなど、内容はいまひとつ。6イニングで3者凡退に抑えたのは3回のみ、3度得点圏に走者を進める苦しい投球を強いられた。それでも
昨秋、神宮大学生最速の156キロを記録し、ドラフト1位候補として最終学年を迎えた中大・澤村拓一(4年=佐野日大高)。今春のリーグ戦でも5月7日の東洋大1回戦で、自身の記録を更新する157キロを計測するなど、強烈なインパクトを残した。投球成績も8試合に登板して5勝3敗・防御率1.23・5完投と申し分のない内容を残し、最優秀投手賞を獲得。名実ともに“東都最高の投手”となった。その澤村がリーグ戦で見せた“すごみ”と“もろさ”とは!? ■確立された「先発完投」 相手に与える“すごみ” 澤村の長所は球速よりも、むしろ8試合66イニングで打者253人に対し、与四死球16というまとまった制球力にある。それがはっきりと表れたのが、延長10回を135球で投げ切った国士大1回戦(4月13日)だ。チームにとっての開幕戦となったこの試合は、2点を先制しながらエラーが絡んで追い付かれる嫌な展開。しかし、6回以降を1
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