埼玉西武は29日、小林信次球団社長が所沢市内の球団事務所で記者会見を開き、大久保博元・前2軍打撃コーチを解雇すると発表した。小林社長の説明によれば、選手と関係者へのヒアリングによって大久保前コーチによる選手への暴力が認められたということで、この日の午前に本人に解雇を通達したという。なお、後任には田辺徳雄コーチが就任する。 大久保前コーチは、自主練習で2軍の若手選手から高額の罰金を徴収していることを選手会に報告した選手を決めつけ、暴力行為を行っていたという。球団はこの行き過ぎた行為を「許されることではない重い行為」と判断し解雇を決断。「指導という名を借りた暴力行為は容認できない」と、厳しく非難した。 球団は罰金の金額・暴力の内容については公表を避けたが、1人の選手が被害を受けたことを明かし「今後は野球に専念する環境をつくることと、引き続き調査して決定したい」と信頼回復に努めることを約束し
西武、大久保前コーチを解雇=球団注意で逆恨み、若手に暴力−プロ野球 西武、大久保前コーチを解雇=球団注意で逆恨み、若手に暴力−プロ野球 プロ野球西武の小林信次球団社長は29日、埼玉県所沢市の球団事務所で記者会見し、大久保博元前2軍打撃コーチ(43)の契約を同日付で解除する処分を発表した。選手に対する暴行が最大の理由で、チームの統制を乱す言動があったとしている。球団は22日、「コーチとして不適切な行為があった疑いがある」として、コーチを解任していた。 球団が2軍首脳陣、選手らへの聞き取りからまとめた調査結果などによると、前コーチが若手選手から多額の罰金を徴収しているという報告が選手会からあり、前田康介球団本部長が14日に注意。これを逆恨みした前コーチが、若手選手一人の髪を引っ張るなどの暴力を振るった。 後任の2軍打撃コーチには田辺徳雄編成部プロ担当が就任。今後は球団幹部への処分を検討する
打撃練習をするロッテの岡田幸文 子連れで入団、妻との共稼ぎ……。プロ野球選手としては異色の経歴を持つ俊足外野手が、Aクラスで前半戦を折り返したロッテでレギュラーを張っている。 岡田幸文(よしふみ)=26=は育成ドラフト6位で2009年に入団した時、すでに2児の父だった。栃木・作新学院高から日大に進んだが、けがで中退。ガス会社の契約社員として働きながら市民野球チーム「全足利クラブ」でプレーしていた。野球をやめれば正社員で雇うという会社の誘いを断り、反対する妻由美子さんには「2年だけやらせてください」と頭を下げたという。 昨季の開幕直前に支配下登録され、晴れてプロ野球選手に。そして今季、チャンスは巡ってきた。5月下旬に新人の荻野貴がけがで離脱し、代役の早坂も直後に大けがで今季絶望に。50メートル5秒6の俊足を買われ、1軍に呼ばれた。 課題の打撃向上に向けて、早出特打、居残り練習を欠かさ
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