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2009年10月24日のブックマーク (3件)

  • 『凍りのクジラ』 辻村深月著 その安定した深い人間理解に感心 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ) 基的にファンタジーやSFが好きで、「この世界と関係ないどこでもない場所」がみたい志向が強い僕の読書癖の中で、時々、この作品のように日常とは言わないけれども、僕らの生きている現代日の普通の生活の世界のレベルに焦点があっているだけの作品に、とても感動することがある。特にマクロも壮大な冒険があるわけでもない。こういった人間関係の哀歓は、一生懸命に生きていれば普通にあることだし、なにもわざわざ読書で読まなくてもいいじゃないかという人いるかもしれないし、僕も時々はそう思う。 こういう日常を描いた作品・・・・特に冒険もマクロの壮大さもない作品が、それでも僕の心をとらえてやまない場合の一番のポイントは、たいてい「人間質の理解の深さ」と「その描写の繊細さ」にあるようだ。 「頭のいい人」というのを皆さんはどういうものだと思いますか?。僕は頭がいい人と

    『凍りのクジラ』 辻村深月著 その安定した深い人間理解に感心 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
  • 吟遊詩人GMになりにくい?シナリオの作り方:(・_・) | 紙魚砂日記

    えーっと、先の展開が固定的とか あれこれ細かい設定とかシチュエーションとかNPCとか 「作り過ぎ」なシナリオって マニュアル大好きな日人体質として 「書かれているものがある以上、それに従わなくてはならない」 という強迫観念に駆られて、考えなしについついそのまま従い それで上手くいかないと身勝手に文句を言い始めるとか あるいは、自作シナリオでこってり設定を作ってしまうと 「思い入れ」が出来てしまってついついバッサリ切れずに くどくなってしまったりすることがしばしはあるのですけど (自分も時々やらかしてしまいますが^^;) そうなりにくいシナリオの作り方などをば。 -- 1.自分がPLとして参加したいセッションをイメージしてシナリオを作る GMとしてこれをしたい、あれをしたいという作り方をすると、PLの自然発生する「やりたいこと」とか素直な展開とかが読めなくなったりするので、「自分がPLだっ

    吟遊詩人GMになりにくい?シナリオの作り方:(・_・) | 紙魚砂日記
  • 「もう覚悟はしております」とパイロットは言った - リアリズムと防衛を学ぶ

    スクランブル、というものをご存知でしょうか。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進することです。日に対する領空侵犯を防ぐためです。領空侵犯とは許可無く日の空に押し入ってくることです。 未確認機接近の知らせが入ると、空自の基地からただちに戦闘機が飛び立ちます。パイロットがただちに戦闘機に飛び乗り、すぐさま離陸するのです。 飛び立った日の戦闘機は未確認機に近づき、領空侵犯を防ぎます。このまま進むと領空侵犯にあたるぞと注意し、誘導します。相手機がそれに従わなければさまざまに警告し、それでも駄目なら機関銃の威嚇射撃をおこないます。 このような領空侵犯対処のスクランブルは1年に300回近く行われています。 このため航空自衛隊は24時間、即応できるよう常に備えています。夜中だろうと、盆や正月だろうと、いまこの時も例外はありません。パイロットは待機し、戦闘機にはミサイルを装着して、いつでも出られるようにして

    「もう覚悟はしております」とパイロットは言った - リアリズムと防衛を学ぶ