第34回アカデミー賞で全10部門で受賞した『ウエスト・サイド物語』(1961)(C)United Artists / Photofest / Zeta Image ブロードウェイのミュージカルを映画化し、第34回アカデミー賞において作品賞、監督賞、助演男優&女優賞など全10部門を受賞した『ウエスト・サイド物語』(1961)。70ミリフィルムのダイナミックな映像と数々の名曲に彩られ、ウィリアム・シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を基にした王道のラブストーリーは、人種問題や銃の暴力など現代にも通じるタイムレスな傑作だ。(冨永由紀) 1957年初演のミュージカルは、1950年代のニューヨークを舞台に、二つの不良グループ(白人グループのジェッツ、プエルトリコ系移民たちのシャークス)が激しい抗争を続ける中、ジェッツのリーダー・リフの親友のトニーと、シャークスのリーダー・ベルナルドの妹のマリアの
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