国際長編映画賞を受賞した「ドライブ・マイ・カー」濱口監督!Photo by Neilson Barnard/Getty Images第94回アカデミー賞の授賞式が3月27日(現地時間)、米ハリウッドのドルビー・シアターで行われ、濱口竜介監督による「ドライブ・マイ・カー」が国際長編映画賞を獲得した。日本映画の受賞は、今回で2度目のこと。滝田洋二郎監督作「おくりびと」(第81回:当時の名称は外国語映画賞)以来、13年ぶりの快挙となった。 村上春樹氏の短編小説集「女のいない男たち」に収録された小説を、西島秀俊、三浦透子、岡田将生、霧島れいからの共演で映画化。主人公は、妻を失った舞台俳優で演出家の家福悠介(西島)。喪失感と打ち明けられることのなかった秘密に苛まれてきた家福が、寡黙な専属ドライバー・みさき(三浦)と過ごすなかで、目を背けていたあることに気付かされていく。 興奮の面持ちでステージに登壇