タグ

ブックマーク / www.l.u-tokyo.ac.jp (1)

  • 島村抱月と「新しい女性」像-松井須磨子と近代演劇(沈 池娟) │ 東京大学文学部・大学院人文社会系研究科

    論文においては、日の近代演劇に貢献した島村抱月の演劇活動の再検討を目的とし、その演劇活動における演劇上の女性像を中心とした論を展開した。特に抱月の演劇活動が演劇活動の開始以前から培われていた美学的思想がその根となっている点、抱月が手がけた演劇上の女性像が当時の社会とも関わりを持っている点、その演劇活動と抱月の実生活が関わりを持っている点に注目した。 具体的な作品として、美学的思想を反映し後の演劇活動の発端となる新聞小説「其の女」、格的な演劇活動の開始となる文芸協会の『人形の家』、具体的な演劇観を表明するきっかけとなる芸術座の『復活』の三作品を取り上げた。この三作品を論じることにあたり、イギリスの原作小説をもとにした翻案小説「其の女」、ドイツ版とイギリス版の戯曲を参考にした『人形の家』、フランス版の戯曲と英語版の上演と原作小説を参考にした『復活』において、原作と参考作品との比較•分析

  • 1