4月26日、イングランド銀行(英中央銀行)のウッズ副総裁は26日、景気後退時に銀行が融資を継続できるよう、銀行の資本バッファーの複雑なシステムを根本的に簡素化することは可能だと述べた。写真はロンドンの金融街。2017年2月撮影(2022年 ロイター/Neil Hall) [ロンドン 26日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のウッズ副総裁は26日、景気後退時に銀行が融資を継続できるよう、銀行の資本バッファーの複雑なシステムを根本的に簡素化することは可能だと述べた。 2020年の新型コロナウイルス流行時に経済が停滞した際、銀行は新たな資本調達を心配する投資家からの反発を恐れ、融資を続けるためにバッファーを利用することに慎重になっていた。英中銀を含む世界の規制当局からなるバーゼル委員会は、バッファーをより使いやすいものにする方策を検討している。 ウッズ氏はロンドンで開催されたイベン