中国のインターネット業界で世界的な大企業を幾つも生んだ規制の緩い大胆な競争が許された時代が終わったとテンセント・ホールディングス(騰訊)が認めた。 劉熾平社長は23日に開いた決算発表後の記者会見で、「新しい業界のパラダイムにわれわれを対応させる変化を積極的に受け入れる」と表明。テンセントには「持続可能な健全な成長のために重要なユーザーの価値観や社会的責任、テクノロジーのイノベーション、コンプライアンス(法令順守)を長期的に志向する企業文化がある」と説明した。 劉社長は共同創業者の馬化騰氏らと共に大手テクノロジー企業に対する規制強化を支持。世界的なインターネット企業が持つ巨大な力への反発を反映した規制強化は、長期的により健全な成長を導くと主張した。
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