[ロンドン 22日 ロイター] - JPモルガンは人民元相場の予想を引き下げた。超厳格な新型コロナウイルス感染対策をはじめ、中国経済への圧力が強まる中、大手投資銀行の間では元に弱気な見方が広がっている。
JPモルガン・チェースの資産運用・ウェルスマネジメント部門を率いるメアリー・アードーズ氏は20日、物価安定をもたらす要因が現時点で「もはやない」と述べた。 アードーズ氏はウェブキャストで「地政学的問題は数世紀前からあったが、一般に石油危機など重大な商品供給障害が起きない限り市場への長期的な影響はない。ただ現在はこうした事態にある」と発言。「影響は大半の地政学的問題に比べて数値化が難しく長期にわたることがあり得る」とした。
The J.P. Morgan logo sign on the entrance of a glass office building in Midtown Manhattan. Photographer: Nicolas Economou/NurPhoto via Getty Images 米銀JPモルガン・チェースは、中国のキングソフト・クラウド・ホールディングス(金山雲)が計画している香港上場の引き受け主幹事から外されたと事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。同行のアナリストはキングソフトの投資判断を引き下げたほか、目標株価を従来の半分に下方修正していた。 非公開情報だとして関係者が匿名で語ったところでは、JPモルガンはなお幹事会社の一角だが、UBSグループや中国国際金融(CICC) より格下になったという。 投資銀関連でJPモルガンが他に業務を失ったことを示す証拠はない。同行の
Commodities soared to a record last month. Source: Bloomberg インフレ加速の中で投資家が商品への資産配分を高めれば、商品相場は最大40%上昇し、記録的な高値圏へ突入する可能性がある。米銀JPモルガン・チェースが予測した。 ニコラオス・パニギリツオグル氏率いるJPモルガンのストラテジストによれば、商品への資産配分は過去の平均を上回っているとみられるが、非常に強いオーバーウエートではない。これは商品相場に上昇余地があることを示唆しているとストラテジストらは指摘した。 ロシアのウクライナ侵攻による市場の混乱で、商品相場は先月最高値に上昇。石油から小麦まであらゆる価格が高騰した。既に加速していた世界のインフレはさらに高進し、米連邦準備制度理事会(FRB)に強力な対応を迫った。こうした中で投資家は株と債券、商品の間の資産配分見直しを検討して
米銀JPモルガン・チェースは10日、ゴールドマン・サックス・グループに続き、ロシアのウクライナ侵攻への対応としてロシアからの撤退を発表した。 ゴールドマンがロシア撤退へ、ウォール街の主要金融機関で初 JPモルガンは発表資料で、ロシア国内の事業を縮小しており、現在の活動は限定的だと説明した。ゴールドマンはこの日、ロシア事業を閉鎖する計画を発表していた。 マクドナルドやコカ・コーラなど他の業界ではロシア事業停止の発表が相次いでいた。 JPモルガンは発表資料で、「現在はグローバル顧客が既存債務に対処し履行するのを支援するほか、ロシア関連のリスクマネジメントや顧客資産管理、当社従業員のケアなど限定的な活動にとどまっている」と説明した。 JPモルガンのロシアへの直接のエクスポージャーは比較的小さく、先月の米当局への届け出によると、米国外のエクスポージャー上位20カ国・地域には入っていない。 原題:J
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