【台北=中村裕】台湾積体電路製造(TSMC)の創業者、張忠謀(モリス・チャン)氏が、米国での半導体生産について否定的な見解を示し、業界で波紋を広げている。米政府の強い要請を受け、同社は現在、米アリゾナ州に新工場を建設中だが、米国での生産は「(やはり)時間の無駄で、無益だ」と言い切った。発言の真意はどこにあるのか。張氏の発言は14日、米ブルッキングス研究所が主催した公開インタビューの中で飛び出し
【台北=中村裕】台湾積体電路製造(TSMC)の創業者、張忠謀(モリス・チャン)氏が、米国での半導体生産について否定的な見解を示し、業界で波紋を広げている。米政府の強い要請を受け、同社は現在、米アリゾナ州に新工場を建設中だが、米国での生産は「(やはり)時間の無駄で、無益だ」と言い切った。発言の真意はどこにあるのか。張氏の発言は14日、米ブルッキングス研究所が主催した公開インタビューの中で飛び出し
半導体の受託生産世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が14日公表した4-6月(第2四半期)の売上高見通しはアナリスト予想を上回った。スマートフォン用から自動車向けまで半導体需要が引き続き堅調で、1-3月(第1四半期)の純利益は45%増えた。 TSMCは4-6月の売上高を176億-182億米ドル(約2兆2060億-2兆2820億円)と見込んでおり、30%余りの増収率を示唆している。ブルームバーグの集計データによると、アナリスト予想平均は169億米ドルだった。通期の売上高はドルベースで最大20%超の伸びとしていた従来見通しを上回るとの見方を示した。 新型コロナウイルス禍の在宅勤務は終わったとはいえ、欧米の消費者はアップルやサムスン電子などの携帯電話やスマートテレビなどを購入している。一方、半導体不足はまだ和らいでいない。サスケハナ・ファイナンシャル・グループによると、中国のロックダウン(都
半導体ファウンドリー(受託生産)最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は8日、1-3月(第1四半期)の売上高が過去最高を更新したことを明らかにした。半導体不足で販売価格が上昇する一方で、スマートフォンやパソコン、自動車向けの需要が寄与した。 TSMCの資料によれば、1-3月の売上高は前年同期比36%増の4911億台湾ドル(約2兆1100億円)。アナリストの予想平均は4694億台湾ドルだった。 米アップルや韓国のサムスン電子といったメーカーからのスマホやスマートテレビなど製品向け半導体需要の堅調さが続いている。TSMCは月内に1-3月決算を発表する予定。 原題:TSMC Sales Soar to Record on Demand for Smartphones, Cars(抜粋)
デンソーは15日、台湾の台湾積体電路製造(TSMC)が熊本県に新設する半導体工場に約400億円出資すると発表した。10%超の株式を取得する。写真は2018年8月、台湾の新竹市で撮影(2022年 ロイター/Tyrone Siu) [東京 15日 ロイター] - デンソーは15日、台湾の台湾積体電路製造(TSMC)が熊本県に新設する半導体工場に約400億円出資すると発表した。10%超の株式を取得する。 TSMCはこれまで計画していた回路線幅22─28ナノメートル(ナノは10億分の1)の半導体に加え、より高性能な12─16ナノも生産する。約8000億円だった設備投資額を約9800億円に積み増し、月間生産能力を4万5000枚(300ミリウエハー)から5万5000枚に増強する。
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