阪神大震災という逆境にくじけず、復興に尽くして人生を変えた人たちがいる。兵庫県西宮市の関西学院大で26日、そんな学者や市民活動家らを招き、20年の経験を語ってもらう連続講義が始まった。「未来へのヒントになれば」と、仙台市の東北学院大にもインターネットで中継した。 来年1月で震災20年を迎えることから、関学大の災害復興制度研究所が企画。「震災バネがつくった私の人生」というタイトルで、被災体験が人生の転機になった12人を講師に招く。 この日教壇に立ったのは室崎益輝・神戸大名誉教授。震災前、震度5強を想定した神戸市の地域防災計画づくりに携わり、「想定震度を引き上げておけば、被害を減らせたのでは」と後悔した。 震災後は兵庫県の被災者復興支… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有