2021年2月8日、株式会社メディアドゥは、阪急阪神百貨店労働組合にOverDrive電子図書館サービスの提供を開始したことを発表しました。 発表によると、今回の導入は、国内企業図書館における6例目です。導入の背景として、ニーズの多様化や手続きの簡素化、新型コロナウイルス感染症感染拡大下における社員の福利厚生・自己研鑽が挙げられています。 「OverDrive」電子図書館、阪急阪神百貨店労働組合に導入(株式会社メディアドゥ, 2021/2/8) https://mediado.jp/service/3773/ 参考: 株式会社メディアドゥ、コカ・コーラボトラーズジャパングループウエスト労働組合に電子図書館サービスの提供を開始 Posted 2020年10月5日 https://current.ndl.go.jp/node/42177 メディアドゥ、OverDrive社との提携により国内での
感情労働者たる図書館職員を保護するための指針(韓国) 関西館図書館協力課・武田和也(たけだかずや) 日本においては,以前から,利用者対応に関わって,図書館職員の疲弊・困惑・憤りや,退職に追い込まれた事例の報告・紹介が行われている。そのような現場での問題を受け,この間,図書館界の専門誌では,図書館職員のメンタルヘルス・感情労働(感情を管理して職務を遂行する労働)・カスタマーハラスメント(カスハラ)に関する記事も現れ始めてきている。そこでは,日本の図書館界においても,米国と同様,図書館学・図書館情報学の見地からの図書館職員のストレス緩和等に関する研究・考察の拡充(理論)や,組織全体でのメンタルヘルスの体制の整備(実践)の必要性等も指摘されている。 隣国・韓国の首都・ソウル特別市(以下「ソウル市」)でも,同市が2019年6月から11月にかけて市内の公共図書館を対象に実施した「公共図書館運営・雇用
日記 (2) 令和6年度採用試験 (9) 令和5年度採用試験 (8) 令和4年度採用試験 (9) 令和3年度採用試験 (9) 令和2年度採用試験 (93) 令和元年度採用試験 (99) 平成30年度採用試験 (84) 平成29年度採用試験 (84) 平成28年度採用試験 (86) 平成27年度採用試験 (93) 平成26年度採用試験 (82) 筆記試験 (8) 面接 (13) 採用試験実施履歴 (4) 専門試験テキスト (1) 過去問 (0) 雇用問題 (32) 委託・指定管理・派遣 (29) 学校図書館 (7) 時事 (1) 自己紹介 (1) 2024年09月(1) 2024年08月(4) 2024年07月(1) 2024年06月(1) 2024年05月(1) 2024年04月(1) 2024年02月(1) 2023年12月(1) 2023年08月(3) 2023年07月(1) 2023
練馬区立図書館への指定管理者制度の導入撤回を求め区側と交渉を続けていた区の非常勤司書「図書館専門員」でつくる労働組合は十二日、区内で交渉の経過報告会を開いた。昨年末にいったん構えたストライキを回避し、今年一月に妥結した交渉の結果、指定管理者による運営が導入されても、専門員は唯一残る区の直営館で全員働き続けられることになった。 指定管理者による運営は、常勤が働く石神井図書館に二〇二〇年四月、専門員が九割を占める練馬図書館に二三年四月に導入される。これに伴い、直営は三館から光が丘図書館の一館となり、専門員は五十七人全員が光が丘で働くことになる。組合側は成果の一つに、光が丘のカウンター業務を、現在の民間委託から専門員の仕事とする要求が認められたことを挙げた。
平成29年度に実施された、主要自治体の司書採用試験・最終結果を表にまとめてみました。判明分のみで追加があれば適宜修正します。どの自治体も高倍率で難関です。そんな中、横浜市は7名、埼玉県は何と18名の最終合格者を出しています。地方自治体で正規司書を18名も大量合格させる前例は、これまで聞いた事がありません。良い意味で異例中の異例です。過去6年間の試験結果を一番下に記載しておきましたので、こちらもご参考ください。 2018年は、どの程度の採用数になるかわかりませんが、近年、比較的安定感のある横浜市と埼玉県を受験の選択肢に入れる事は、本気で考えておくべきかと思います。両自治体は、関東圏以外の地方出身者も多く居住しており、出身地による採用のこだわりは、地方都市の自治体よりも緩いと言えるでしょう。地方在住の方にもチャンスはあります。
2018年現在、自治体や大学法人の直接雇用として勤務する非正規の図書館司書は、1年契約を基本とし更新限度を3年~5年までに設定されてるケースがほとんどです。 一昔前は1年契約であっても、職務をこなし勤務態度に問題がなければ、更新を繰り返すことができ、10年以上勤務しているケースも珍しくありませんでした。規則が緩やかで更新の上限設定がない時代でした。当然、異動がある正規職員よりもエキスパートになり、職場の大黒柱的な存在になっていた人も多くいました。 ただ、近年は館種を問わず、契約更新の規制が厳しくなる傾向にあり、どんなに有能でも期限が来れば満了となるケースが当たり前になりました。そうした背景の中、2018年は一つの大きな転換点になるかもしれません。
特集:「図書館員のメンタルヘルス:part 2」の編集にあたって 年度末が近付き,仕事が忙しくストレスが溜まっていると感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。働く人の多くがなんらかのストレスを抱え,メンタル不調はもはや誰にでも起こり得る身近な問題のように感じられます。弊誌では2010年10月号で「図書館員のメンタルヘルス」という特集を一度組んでおり,大きな反響をいただきました。第2弾である今号では,メンタルヘルス問題への対応だけでなく,メンタルの不調を起こさないためのスキル,望ましい職場環境や働き方などにも目を向け,一歩進んだ形でメンタルヘルスについての理解を深めたいと考えました。 筑波大学の橋本佐由理氏には,総論としてメンタルヘルス問題と取り組みの現状を概括し,さらに遺伝子レベルで規定され性格のコアである気質と,気質理論の活用について解説いただきました。淑徳大学の小川恵氏には,保
ぐるぐるまごまごぴよぴよ(いつもだけど)して、助けていただいた一年でした。 春に直上の上司が出向して業務がスライドしてからは、できますもできませんも言えなくて、上司にも同僚にも他部局の人にもただただ、なんとかしますがんばりますと言っていました。今までのところおそらく、それなりになんとかなっていて致命的な失敗はしていないのかなと思っています。失敗しなければいいというものでもないけれど。おかげさまで腹が据わっている、タフだ、なんてらしくないお褒めを賜りました。ほんとのところ、とてもふにゃふにゃで猫と鎧をかぶっているのでいつ化けの皮が剥がれるのか、ってかんじです。もっとつよくつよくならなきゃ。 業務はそんな風にルーチンをまわすことと内外に起因するトラブルシューティングで精一杯でした。運営・人員・組織の制度・予算・雑誌・図書館システム……いろんなことを考えるきっかけがあり、少しずつものがみえてきた
週初めに、フルタイム勤務で復職いたしました。 いつまで続くか心許ないですが、何とかちまちま更新しております。 以降の記事は移転先への投稿となります。 宜しくお願いいたしますm(_ _)m! 「菜の花の大学図書館日誌(移行中)」 http://nanohana-note.blogspot.com/ [0回] 菜の花です。大変大変、ご無沙汰しております…! 前回育休復帰から、あっという間に挫折して、そのまま音信不通となっておりました。申し訳ございません。 菜の花は前回復帰より1年後、三回目の産休に入り、現在育休中でございます。 次回の復職は7月を予定しており、これが最後の育休となります、流石に。 次回復職を期に、「大学図書館日誌」の新規更新を目指します。 今度こそ…!(なお新規投稿は、移行先ブログになります。) 「菜の花の大学図書館日誌(移行中)」 http://nanohana-note.b
先日、東京都立の学校図書館・図書室の委託の実態についての記事が注目されていた。 東京都立高校・学校図書館(図書室)、業務委託のおぞましい実態: 公共図書館(公務員)・国立大学図書館の司書になる! なぜ図書館業務を扱わないような業者だと問題視されるのか、分からない人もいると思う。実際に図書館業務に携わるパートスタッフは司書資格があり、図書館勤務経験があるのだから問題ないのではないか、と。 しかし受託会社にも専門知識が求められるのは理由がある。 私の経験から、受託会社に図書館業務の経験や知識が必要とされる事情を書いてみよう。 業務把握の問題 図書館業務をちゃんと理解していない受託会社は、仕様の理解や金額の見積もりを適切に行うことができず、非常に安い金額で受託してしまうことがある。この結果、「想定していた業務と違う」「人件費を削って帳尻を合わせた結果、パートスタッフが長続きしない」などの問題が発
転職が叶いました、というご報告です。 9月末をもってARGから離れ、10月からは研究機関の図書館で勤務させていただいています。 お世話になった方、ウェブを介してお知り合いになった方、お目にかかった方、みなさまに御礼申し上げます。引き続きご指導賜れますと幸いです。 10月1日に配属先に連れていっていただいたら、ずらっと並んで物々しかった面接官がやっぱりずらっと並んでおめでとうと言ってくださったので、そっか、もう面接官じゃなくて上司なんだ、って思いました。いちばんの実感です(でも緊張して面接官の顔はほとんど覚えていません)。 アカデミアの知を循環させられるような仕事をしたい、とずっと思っていました。これまで考えてきたあれこれや初めての気持ちを捨てずに持ち続けて、勤務したいです。 これまでとこれからを比較することは難しく、どちらの優劣もありません。組織や人にちょうどいいやり方を試行錯誤していくん
特に国立大学では、職員の3年定期異動というのは標準となっている、ないし思われているのではないでしょうか。 大阪大学では、職員採用のサイトに、その旨を書いています。 こんな風に考えられないでしょうか。 3年で異動≒ある程度定型化された仕事 ≒誰でも同じような仕事ができる期待 (改善指向の弱さも関係?) ≒専門性の否定 ではないかということです。 一方で、ルーティン業務や、成熟した業務やサービスだったら、3年異動で回せないと(維持できないと)、何か間違っているでしょう。 また、組織風土や、人材、異動の運用によっては、3年異動でも新規事業を動かせるでしょう。 大学図書館業界(国立大学かもしれませんが)で、専門性と言うと、 自分達の世界を自分達で区切って、 その世界を専門性と呼び、 研修で専門性を高めて、 という印象があります。 ICT、学修支援、研究評価などなど、新しい課題(新規事業)も出てるの
愛知豊橋市長坂なおと のblog ブログ総アクセス数600万超。最年少・無所属で2015年の豊橋市議会議員選挙に新人トップ当選(全体8位)、2019年現職トップで再選(同2位)。2023年歴代最多得票にて3選。地元・豊橋のこと、地域のこと、まちなかのこと、市役所・市議会のこと、ニュースを見て思ったこと、いつも考えていること、そして、地元・豊橋のことなどを書いていきます。~住んでほの国、失敗ええじゃないか~ 先日、図書館に関する意見交換会に参加したとき、こんなやりとりがありまして、 -参加者 「専門性の高いスタッフをおいてください」 -市職員 「スタッフは身分保障がある形で、専門性を高めてもらいたいと、」 ・・・その場でも意見言いましたが、身分保障をすれば専門性が高まるなんて、ごくごく一部の職種・業態の話で、少なくとも、図書館スタッフは、そういう職種・業態から外れているかと。 ■ 僕は、図書
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く