もうすぐお別れ犬山モノレール 東京モノレールのモデル(1/2ページ)2008年12月1日10時1分印刷ソーシャルブックマーク 国宝の犬山城を背に走るモノレール。地上からの高さは最大15メートルある=愛知県犬山市、山吉写す7000系パノラマカーと並走する開業当時のモノレール(上)。両者とも今年で引退する=名鉄提供 愛知県犬山市で46年にわたって運行されてきた名古屋鉄道のモノレール線が12月27日を最後に廃止される。車両がレールをまたぐ形の「跨座(こざ)型モノレール」としては全国で初めて導入され、東京の羽田空港と都心を結ぶ東京モノレールのモデルにもなった。沿線の日本モンキーパークと成田山名古屋別院を訪れるための観光路線だったが、乗客数の減少と老朽化が響いた。 モノレール線は犬山遊園―成田山―動物園の3駅の単線で、1.2キロを約3分で走る。開業は62年だった。自動車の普及などで乗客数は78年度の