JR城崎温泉駅(豊岡市城崎町今津)で設置工事が行われていたエレベーター二機が完成し、七日から使用が始まった。往復特急とカニ料理の昼食がセットになった旅行プラン「かにカニ日帰りエキスプレス」もこの日から始まり、地元の旅館経営者らは、和太鼓演奏や雑炊をふるまうなどして観光客を早速もてなした。(宮下裕史) エレベーターは同駅の一、二番ホームに設置。十一人乗りで、既存の跨(こ)線橋に接続している。総事業費は約一億三千万円。豊岡市とJRのほか、地元の各種団体でつくる「城崎温泉駅を愛する会」が千五百万円を寄付した。同エクスプレスの運行開始に間に合うよう、七月に着工した。 一番ホームのエレベーター前で開かれた完成式典には大西邦和・JR西日本福知山支社長、中貝宗治・同市長らが出席。愛する会の西村肇会長は「城崎のように駅から続く観光地は、日本でも珍しい。これからも観光客を気持ちよく迎え、送る心を伝えたい」な
城之崎にて。その後 JR山陰線 城崎温泉駅 ぷらっと沿線紀行(40) 新大阪発の特急「北近畿11号」が、満員の乗客を乗せてホームに到着した。兵庫県北部、豊岡市のJR山陰線城崎温泉駅。「来るのは必ずこの時期。カニを食べて地酒を飲むために必ず列車で来ます」と大阪市の自営業田原弘泰さん(42)。 早朝の城崎温泉街。外湯巡りの温泉客が行き交う中、浜坂からの一番列車が通り過ぎた=兵庫県豊岡市城崎町で 城崎温泉駅前にある巨大なカニのオブジェ。この季節はカニ目当ての観光客でにぎわう カニのオブジェの脇を駆け抜ける特急「北近畿」 志賀直哉が泊まった旅館「三木屋」。外湯巡りから宿泊客が戻ってきた 非電化エリアとの分岐点。架線を通す必要がないため、トンネルも小さい=いずれも兵庫県豊岡市で 温泉街に入ると、大谿(おおたに)川の川岸450メートルに柳並木。両岸はアーチ型の橋で結ばれ、3階建ての旅館が立ち並ぶ。は
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