クリックして拡大する和・モダンをコンセプトにした阪急電鉄6300系「京とれいん」が7日、報道陣に公開された。京町家をイメージした車内=7日午後、大阪府摂津市正雀1・阪急正雀車庫(竹川禎一郎撮影) 阪急電鉄は7日、19日から土日祝日に限って大阪・梅田-京都間を運行する新型観光電車「京とれいん」を正雀車庫(大阪府摂津市)で報道関係者に公開した。通勤用として活躍した6300系を大胆に改造し、個室風の座席を設けて高級感漂う雰囲気に仕上げた。京都観光の増加を狙ったもので、通常の運賃で乗ることができる。 この電車は「和・モダン」をコンセプトにした6両編成。3、4号車は扉付近に格子状の飾りを施し、京都の町家の雰囲気を演出した。座席の背もたれに畳を使った個室風の座席は、カップルやグループでの利用を想定して2人掛けと4人掛けにしている。1、2、5、6号車は座席に「京唐紙」の伝統柄を採用した。 また、落ち着い