■出席足らず退学処分→帰国前に「行方不明」 昨年の全国高校駅伝大会女子の部で初優勝した私立豊川高校(愛知県豊川市)で、女子駅伝部員として優勝に貢献したケニア人留学生(17)が“失踪”した一件が関係者を困惑させている。留学生は今年4月、出席日数不足で退学処分となったが、帰国のため関西空港に向かう直前、送迎の車に乗らずに走って逃げて行方不明と報じられた。その留学生が現在、復学を希望して豊川高校と交渉しているというのだ。関連記事ふるさと便り 日本文化を体感、留学生…外国人留学生の国内就職は1万1千人に記事本文の続き 豊川高校などによると、留学生は昨年2学期から欠席がちになり、3学期にはほとんど登校しなくなった。担任が駅伝部の寮に出向いて説得したが、卒業に必要な出席日数を大幅に下回り、3月31日付で退学処分となった。 留学生は帰国に同意したため、学校側は今年4月26日、関西空港に向かうための車を用