印刷印刷用画面を開くURLをメールで送るtwitterにこのエントリを追加 mixiチェックこのエントリーをはてなブックマークに追加関連トピックス地震図:GPSで地震規模推定のイメージ拡大GPSで地震規模推定のイメージ 巨大地震の規模を全地球測位システム(GPS)を使って、ほぼリアルタイムで推定する新しいシステムを国土地理院が3月末から試験的に導入する。精度などを確認し、気象庁にもデータを提供する計画だ。巨大地震の規模や津波の高さを早く推計するのに役立つと期待される。 地震規模の新しい推計手法は、地理院が東北大や東京大などと開発した。全国に約1200あるGPS観測点で、1秒ごとに更新している地殻変動のデータを使う。地震によって地殻が動いた量や方向などから、地震が起きた断層やプレート(岩板)の境界が動いた量を計算して、地震の規模を求める。大きな地殻変動をともなう巨大地震の規模を早く推計す