甘いマスクと、父親譲りの歯切れのよい発言。 その一挙手一投足が注目を集める議員、小泉進次郎(37歳)。 いま、彼は「国会は変だ」と断言してはばからない。そして党の枠を超えて、国会改革の実現を目指す会議を発足させた。 超党派での活動に「なにか思惑でもあるのでは」という声もある。「提言」は本物か、そして、国会という堅牢な城塞を、本当に変えられるのか。 直接、本人に聞いた。 (政治部 根本幸太郎記者) 党を超えて 100人を超える議員で押すな押すな。滅多にあることではない。 6月28日に開かれた「『平成のうちに』衆議院改革実現会議」の初会合。議員会館の会議室は、立ち見が出て、熱気に包まれていた。 呼びかけたのは、自民党の筆頭副幹事長である小泉氏ら。しかしこれは自民党の会合ではない。「平成」が終わる来年春までに国会改革を実現することを目指し、党を超えて集まったのだ。 会合の冒頭、挨拶に立った小泉氏
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