今年10月1日からたばこの販売価格がまた上がった。たばこ税は一体どこまで上がるのか。早稲田大学招聘研究員の渡瀬裕哉さんは「たばこ税の税率は『2兆円』という税収ありきで決められている。たばこ離れが進むほど、税率も上がるだろう。税収を確保するため、たばこ以外の嗜好品も課税対象になる恐れがある」という——。 1年ぶり6度目のたばこ税増税 2021年10月1日から、たばこ税増税により販売価格が引き上げられます。2003年から2020年まで計5回の増税を重ね、値上げは昨年10月以来1年ぶりです。 代表的な紙巻たばこの改定価格は、JT(日本たばこ産業)の「メビウス」(20本入り)が現行の540円から580円に、セブンスターは560円から600円と、いよいよ大台に乗ってきました。銘柄によっては、最近まで400円台だったものが600円台になったものもあり、愛煙家の負担は小さくありません。 実際、喫煙者は年
![「取りやすいところから徹底的に取る」政府がたばこの次に増税を狙っている"ある嗜好品" 加熱式たばこは増税すべきではない](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0e98b4ccdabf25b5ed1cc9fea668eee9907e3271/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpresident.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F5%2F5%2F1200wm%2Fimg_55914cb4740e61f374d78ad25b0c6540982586.jpg)