6日午後、爆発的な噴火が発生した鹿児島と宮崎の県境にある新燃岳の噴火の映像を分析した専門家は、「火口の内部に溶岩ドームのような地形ができていて、今後、爆発的な噴火で噴石が遠くまで飛ぶ可能性も捨てきれず、警戒範囲に近づかないことが重要だ」と指摘しています。 中田教授は、噴出した溶岩が流れ出さずに盛り上がった地形をつくる「溶岩ドーム」のような地形が火口内部に確認できるとしています。 これについて中田教授は、平成23年の噴火の際に出て火口の底で冷え固まっていた溶岩を、今回、地下から上昇したマグマが、押し上げていると見られるとしたうえで、大きさは幅およそ200メートル、厚さおよそ50メートルと推定されるということです。 また、6日午後から、爆発的噴火が起きるようになったことについて、「溶岩が火口を覆うようになってガスが出にくくなって内部の圧力が高まり、爆発的噴火を繰り返すようになったと見られる」と
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