家計に手元資金がたまっている。日銀が18日発表した4~6月期の資金循環統計(速報)によると、家計の貯蓄の余裕を示す「資金余剰」の金額は18.3兆円と過去最大だった。新型コロナウイルスの感染拡大による消費活動の低迷や政府の給付金が影響した。家計にカネが滞留し続ければ経済成長の足取りが弱まりかねない。日銀は四半期ごとに各部門の資金過不足の状況を公表している。資金過不足は期間中に得た資金と使った資金
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9月26日、日銀が発表した2016年4─6月期の資金循環統計によると、家計が保有する金融資産残高は6月末時点で1746兆円となり、前年に比べて1.7%減少した。写真は日銀、21日撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai) [東京 26日 ロイター] - 日銀が26日に発表した2016年4─6月期の資金循環統計によると、家計が保有する金融資産残高は6月末時点で1746兆円となり、前年に比べて1.7%減少した。減少は2四半期連続。世界経済の先行き不透明感の強まりなどを背景とした年初来の株価下落を受け、保有資産の時価評価が目減りした。
6月17日、日銀が発表した2016年1─3月期の資金循環統計によると、家計が保有する金融資産残高は3月末時点で1706兆円となり、前年に比べて0.6%減少した。写真は昨年11月撮影(2016年 ロイター/Thomas Peter) [東京 17日 ロイター] - 日銀が17日に発表した2016年1─3月期の資金循環統計によると、家計が保有する金融資産残高は3月末時点で1706兆円となり、前年に比べて0.6%減少した。減少は2010年6月末以来となる。一方、家計と企業の現預金は増加しており、慎重姿勢はなお継続している。 3月末の家計の金融資産が減少に転じたのは、株安・円高を背景に投資信託や株式などの時価評価が目減りしたことが主因。株式等の残高は153兆円と前年比で9.9%減、投資信託の残高は92兆円で同3.7%減となった。
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