「ガソリン車廃止」宣言拡大 仏スペインも、日本は不参加―COP27 2022年11月18日08時26分 COP27で、ガソリン車廃止宣言に加わった背景を説明するフランスのパニエリュナシェ・エネルギー移行相(右端)=17日、エジプト・シャルムエルシェイク 【シャルムエルシェイク時事】ガソリン車の新車販売を2040年までに停止すると宣言する国際的な取り組みが広がっている。エジプトで開催中の国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)では、フランスやスペインが新たに参加。世界の二大自動車市場である米国と中国、輸出大国の日本とドイツは加わっていないが、欧州を中心に着々と勢力を伸ばしている。 脱ガソリン車、NY州も 35年に新規販売禁止 この取り組みは、昨年のCOP26で議長国の英国が主導して発足した。先進国は35年までに、途上国も40年までにガソリン車やディーゼル車の新車販売をやめ、走行