液化CO2輸送実証船「えくすくぅる」を視察する斎藤健経産相(左から2人目)=22日午後、北海道苫小牧市(坂本隆浩撮影) 斉藤健経済産業相は22日、温暖化対策で二酸化炭素(CO2)を地中深く貯留する「CCS」の実証事業などが行われている北海道苫小牧市の事業所などを視察した。工場などから排出されたCO2を液体にして輸送する実証船や、貯留状況をモニタリングしている苫小牧事業所などで進捗(しんちょく)状況を確認。「苫小牧で得られた知見などを生かして2030年からの事業化にしっかり取り組む」と述べた。 CCS事業の実用化を巡っては、事業者の許可制度などを盛り込んだ事業法が5月17日の参院本会議で可決・成立。これに先立ち昨年11月には低温・低圧の状態で効率的に輸送できる世界初の液化CO2輸送実証船「えくすくぅる」(全長72メートル、全幅12・5メートル)が竣工(しゅんこう)するなど、事業化に向けた取り
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