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ブックマーク / ukmedia.exblog.jp (65)

  • 男性のパートナーの存在なしに体外受精ができる英国 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    今、英下院で、受精に関する包括法案が審議中だ。 この法案の詳細を見ていると、そして今週からどんどん可決されてゆく様子を見ていると、当に空恐ろしい思いがしている。つまりは自分はかなりの石頭である、ということもあるだろう、この問題に関して。文化の違いもあるかもしれない。この包括法案がすべて可決されてしまったら(その可能性は高い)、英国はとんでもなくリベラルな国家になってゆく。これがつまりは新しい時代なのであり、自分は古い人間であるだけなのか。(+知識が十分ではない、というせいもあるのかどうか。) それにしても「何でもOK」となったら、一体どこに譲れない価値観を置くのだろう?(そんなものはなくてもいい、という見方もあろう。) こんな思いを抱く1つの法案は、英国で女性が体外受精(英国の国民保険サービスで受けられる医療の1つ)の治療を受ける時、医療機関は「生まれてくる子供の福祉」を考えて、父親の存

    男性のパートナーの存在なしに体外受精ができる英国 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 小林恭子の英国メディア・ウオッチ  : 「あらたにす」第一印象

    ume-y
    ume-y 2008/02/01
    「せっかっく3社が共同作業をするのだったら、後付けの作業的「読み比べ」でなく、3社の記者=足と頭脳=がこのサイト上で切磋琢磨するような、真の戦いを見たい」
  • 2008年 パキスタンと日本の二極化 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    夜中の12時を回る少し前から、花火を打ち上げる音が近所で響く。12時には一斉にその数が増した。クリスマスは家族で過ごし、12月31日は友人や恋人と一緒に過ごすという人が多いようだ。 年末から気になっていることが2つある。パキスタンで元首相だったブット氏が暗殺された。パキスタンの歴史に関しては、ALL ABOUTのサイトが非常に分かりやすい。 http://allabout.co.jp/career/politicsabc/closeup/CU20071129A/index.htm パキスタンは1947年英国の植民地の地位から独立したが、隣国インドと比べても民主化が遅いという見方が英国内でも一致している。今回の暗殺事件関連の記事を読むと、インドの識字率は65%でパキスタンは45%ほどと低く、しかもさらに低下傾向にあると言う。 英国内で「パキ」(パキスタン人)と相手を呼べば、一種の侮蔑表現にも

    2008年 パキスタンと日本の二極化 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 自治政府がもう直ぐ再開する北アイルランド 最終回 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    注目されてきたロンドンの無料紙だが、問題も出てきた。あまりにも配布数が広がり、ゴミが増えて困っている、というのである。ゴミ処理用の費用を誰が払うのか、市当局かあるいは出版社側か?という点がしばらく話題になっていたが、今度は、大量のあまった新聞を、配布員がゴミ箱に捨てている映像がユーチューブに出たようで、これはロンドンライトとザロンドンペーパーという2つのライバル無料紙を出している出版社同士の戦いのような感じになったが、今週になってまた別の問題がでてきた。 それは、もし大量の新聞を捨てているのであれば、新聞の発行部数を毎月出しているABCのデータは果たして信頼できるのか?という点だ。 http://news.bbc.co.uk/1/hi/england/london/6584889.stm 26日付のFTなどの報道によれば、ABCが調査を開始したという。今後の成り行きが注目される。 今、例え

    自治政府がもう直ぐ再開する北アイルランド 最終回 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    ume-y
    ume-y 2007/04/27
    北アイルランドの唯一明るいニュース、統合学校。カトリック・プロテスタントの区別無く入学できる。数は増えつつあり、入学希望者も多い。
  • 自治政府がもう直ぐ再開する北アイルランド (2) | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    やはり、ルーシーさん事件が一面に出ていたデイリーテレグラフ。「ルーシーに正義なし」という見出しで大きな写真が出ている。中は9面で、父親の会見の話で「これは正義ではない、と父語る」という見出しの記事、織原被告のプロフィール(イラストつき)、東京のナイトクラブの話、別面では女性コラムニストが、ルーシーさんの父親が45万ポンド(約一億円)の「お悔やみ金」を織原被告側から受領したことを非難する記事が。 ルーシーさんの両親はこの事件のこともあって、離婚している。父親は何度も日に出かけ、その過程でお金をもらったようだ。これが批判されている。元奥さんもこの点を批判している。家族がばらばらになってしまったのだ。 ―イングランドのアイルランド支配 北アイルランド問題の元をたぐると、イングランドのアイルランド侵攻にさかのぼる。 南北のアイルランド人たちがよく使い、イングランドに住む人が「またか」という顔をす

    自治政府がもう直ぐ再開する北アイルランド (2) | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 自治政府がもう直ぐ再開する北アイルランド (1) | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    「メディア」ということからかなり離れてしまうので恐縮だが、北アイルランドのことを新しい雑誌「Ripresa」(リプレーザ、社会評論社発行)に書いた。創刊からまだ2号めが13日、発売された。(1期2年8冊という期間限定雑誌で、定期購読は4冊(1年分)送料込みで6000円。一冊1400円。申し込みはリプレーザ社 ripresa0211@yahoo.co.jp。小型B5サイズの雑誌だが、最近日ではこういうサイズがはやっているのだろうか?「ベリタ」もこの大きさだし、日の家族がたまたま送ってくれた雑誌「WILL」もこのサイズ。横になって読むと読みやすい大きさとは思うけれど・・・。) 北アイルランドの話は結構説明がしずらいというか、分かりにくい。5月8日から自治政府が復活するので、もし興味のある方は、その背景として見てもらえれば幸いである。(3月の選挙の話に触れているが、原稿は2月上旬時点で書いた

    自治政府がもう直ぐ再開する北アイルランド (1) | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 社民党・福島瑞穂党首「伊藤市長が政府に厳しく迫っていたことと今回の殺害は無関係だろうか」:ニュ...

    英国で奴隷貿易廃止法が施行されてから、今年3月末で200年。過去を振り返る記念行事が英国内でたくさん開催され、奴隷貿易で巨額の富を得た英国が数百年前の行為に関し公式謝罪をするべきか否かの議論も様々なものが出た。 廃止から200年といっても、昔のこと、として片付けるわけにはいかないのは、その影響が、現在の英社会でも健在だからだ。元奴隷の子孫で英国人となったアフリカ系住民に対する人種差別は度々指摘されてきたし、世界中で奴隷状態で生きる人が未だにいるのも現実だ。 英国の邦字紙「ニュースダイジェスト」4月12日号に書いたものに、若干付け加えて、謝罪是非の背景を考えてみたい。 ―「奴隷貿易」とは 16世紀から19世紀にかけて、ポルトガル、スペイン、英国、フランスなどの欧州諸国やアフリカの貿易商が、西アフリカ居住のアフリカ原住民を奴隷化し、アメリカ大陸などに移動させた「大西洋奴隷貿易」が行なわれた。最

    社民党・福島瑞穂党首「伊藤市長が政府に厳しく迫っていたことと今回の殺害は無関係だろうか」:ニュ...
  • イランの勝ち? 拘束英兵を巡るドラマ | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    2週間ほど前から、英海兵隊員たち15人が、イランによって拘束されていたが、4日、イランのアハマディネジャド大統領が、記者会見で即時釈放を発表した。意外な展開で、事態は急速に動き出した。 英政府もまさか釈放の発表があると思っていなかったようだ。 大統領の記者会見は3日に予定されていたのだが、4日に延期され、英兵拘束問題に関しては大統領はこれまで見解を明らかにしていなかったので、彼が何を言うのかが注目されていた。 ロンドンでは外国プレス協会に外国報道陣が集まり、こちらの時間の午後1時過ぎから始まった会見をテレビでみんなで見ていた。会見場に入ってくる大統領が結構小柄で、「小柄だねえ」などと言ってみていると、最初はイスラム教のコーランをある男性が唱えだした。大統領自身のスピーチもイスラム教に関わる話で、それから1時間ほどは西側の政策の批判が主。 英兵を捕まえた軍人たちにメダルを与え、その後で、「釈

    イランの勝ち? 拘束英兵を巡るドラマ | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    ume-y
    ume-y 2007/04/05
    「一連の動きを見ると、イランのメディア戦略というか、外交スキルというか、英国よりは今回に関しては上手で、イランの存在感を内外に示した格好となった」
  • 安部首相の従軍慰安婦発言 英エコノミスト「恥を知れ」 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    遅くなったが、安倍首相の従軍慰安婦発言に関し、英メディアの報道を見てみたい。 まず大前提として、英メディアの論調の中では、「日は過去=戦時中にやった残酷な行為を認めていない」、「慰安婦問題も含めた戦時中の事柄に正面から向き合っていない」という認識が広く共有されてきたように思う。これは今回の安倍発言に関する場合だけでなく、私が気づいた時からするともう数年(10年?)にもなる。 第2次世界大戦中、日はアジアで「悪行」を行い、これを十分に清算していないので、中国を始めとするほかのアジア諸国が怒っている、「過去を清算をせよ」、「不正行為を認めて、それから次の段階に進むべき」、今後の良いアジア関係発展のためにも、日が「過去を清算し、和解をすることが大切」という論調だ。 こうした論調や前提はほとんどの英メディアにある。基的に、日は第2次世界大戦でドイツと組んだ敵側にいたことを、英国は決して忘

    安部首相の従軍慰安婦発言 英エコノミスト「恥を知れ」 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 従軍慰安婦問題の安倍発言 その2 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    この慰安婦問題が政治・外交問題のツールと化している部分、今回米下院で証言した女性たちの背景(もし特別な背景があるのだとして)への考慮をまだ自分は十分にしていないように感じているが、私自身の見方はどうなのか?という問いかけを時々頂く。先ほど見つけた村山氏のロイター記事に、一番親近感を感じるので、貼り付けてみたい。 従軍慰安婦問題、政府は道義的責任ある=村山元首相 3月20日17時24分配信 ロイター 3月19日、村山元首相(写真)はロイターとのインタビューで日政府は従軍慰安婦問題について道義的責任があると述べ、強制連行を示す証拠がないとした安倍首相の発言を暗に批判した(2007年 ロイター/Michael Caronna) [東京 19日 ロイター] 村山富市元首相(83)は19日、ロイターとのインタビューに応じ、日政府は従軍慰安婦問題について道義的責任があると述べ、政府または軍による強

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  • ホリエモン実刑判決 英国から見た光景 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    16日、こちらの時間の朝早く、ホリエモンの実刑判決の件で、アルジャジーラ英語(クアラルンプール)から電話を受けた。その日東京で判決が下っていたことを知らず、「ある意味では罰のような意味合いもあったのではないか」、「日の伝統的ビジネス慣習にアンチであった存在だった」などと話すうちに、「日のビジネスの何を持って問題としていたのか」と聞かれ、服装以外にとっさには浮かばず(!)、「2分後にかけ直してくれ」と言わざるを得なかった。 急いでネットで見てみると、ものすごい大きなニュースになっていて、英国でもロイターやBBCが詳しく伝えていることが分かった。 ある日のサイトでは、大きな同情というか、「かわいそう」「実刑が下るとは・・・」という声があって、「日興事件」との比較があった。 今回の実刑判決に関する衝撃、分析、などなどは日にいる方が一番良く分かるだろうと思う。翌日付の新聞でもガーディアンを

    ホリエモン実刑判決 英国から見た光景 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    ume-y
    ume-y 2007/03/20
    「堀江氏のことを説明するには、逆に「日本とは何か?」を説明することでもあるなあと実感」
  • 9・11テロ犯の告白と拷問 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    キューバのグアンタナモ米軍基地で行われた特別軍事法廷の予備尋問の中で、テロ組織アルカイダの幹部とされるカリド・シェイク・モハメド容疑者が、2001年9月11日の米国大規模テロの首謀者であったことを認め、ロンドンのヒースロー空港やビッグ・ベンを破壊する計画があった、と述べたそうだ。 これは、米国防省が14日公表した尋問記録の一部。モハメド容疑者は、アルカイダのトップとされるオサマ・ビンラディンの参謀役として、約3000人が亡くなった米テロ計画を立案、資金調達、実行の一部を担ったと告白した。テロの犠牲者に対しては、「残念だ」と述べたという。2003年からグアンタナモ基地収容所に拘留されてきた人物。 BBCや他のテレビなどでもこのニュースを見ていると、果たして彼の言ったことをそのまま信じていいのかどうか?と、一定の疑問が表明されている。 なにしろ、9・11テロばかりか、カーター元米大統領やローマ

    9・11テロ犯の告白と拷問 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    ume-y
    ume-y 2007/03/16
    グアンタナモに捉えられている人の証言というと、拷問で無理矢理言わされたんじゃないかと思ってしまうな。
  • スエーデン外相のブログが問題に | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    スエーデンの元首相で現在は外務大臣になっているビルト氏のブログが問題化されている、と通信社などが伝えている。情報を出しすぎて外務大臣という職からは不適切ではないか、という批判が出ているという。 ビルト氏は57歳でスエーデン語のブログを時には日に数回更新しているという。どのように一日を過ごすか、日々の出来事へのコメントなど。世界の時事問題や公務の後、メディア報道への反応などを投稿するというのだ。国民には大人気でこれまでに40万人の訪問者があったとされる。(正確な開始時期は不明だが、「数週間」とされていた。) ビルト氏のブログに書かれたコメントが「外務大臣のものとしてなのか、個人的見解なのか、見分けがつかない」として、イエテボリ大学のケント・アスプ教授(ジャーナリズム)は批判しているという。 ビルト氏自身は「書いているのは私。外務大臣でもある私(が書いている)、ということだ」。 3月5日付けで

    スエーデン外相のブログが問題に | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    ume-y
    ume-y 2007/03/13
    「ビルト氏は、こうした場が重要であることを認めながらも、「国会で言ったこと全てがメディアで報道されるわけではない」点を指摘。ブログは「新しいヨーロッパの自由」の一部だ、としている」
  • 前保守党首のインタビュー・「ダイジェスト」から +北アイルランド | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    英国在住日人向け週刊誌「英国ニュース・ダイジェスト」の最新号に、前保守党党首イアン・ダンカン・スミス氏のインタビューが載っている。 http://www.news-digest.co.uk/news/component/option,com_wrapper/Itemid,25/ 「かつてブレア首相のライバルとして君臨した」ダンカン・スミス氏には、実は日人の祖先がいた・・・という部分は話のきっかけとしても、英メディアで、今まともにダンカン・スミス氏に関して書かれた記事はほとんどなく、どんな信念を持って政治活動をしているのかが分かりやすく書かれている。政治に興味のある方、英国に興味のある方におすすめである。 昨晩は、フロントラインクラブ Frontline Clubというところで北アイルランドの政治の将来に関する集まりに行っていた。前にもこのクラブのことは書いたが、もし英国のメディア(テレ

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  • ネットの時代 こぼれ話+オータナティブメディア | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    先日、「ガーディアン」のComment is freeというブログのスペースに書いている人に会い、いろいろ話を聞いた。テレビ界に長年いたが、新聞業界にも詳しい。今60代に入るか入らないかという年齢の人だが、「もう紙の新聞はだめだ」、「ネットがおもしろくて仕方ない」と目を輝かせて語る。 ネットの時代、と聞いても、もちろん新しくも何でもないのだが、いろいろ知るうちに私も心が明るくなった。 まず、彼自身のブログ体験を聞いてみた。ある程度大きなメディアのオンラインのスペースを使ってブログを持っていると、中傷するコメントなどもどんどん載ることもあるだろうし、どうするのか?と聞いてみたら、「基的にどんな悪口を書かれても気にならない」「読んだ人が、直ぐに、直接意見を表現できるのが、インタラクティブのメディアの醍醐味」と言われた。ただし、編集部の方で一定のコントロールはかけているようだった。 ガーディア

    ume-y
    ume-y 2007/02/21
    「ガーディアンは紙の読者よりも(約30万―40万)ウエブの読者の方が圧倒的に多く(確か100万単位だったように記憶しているが)、米国から読みに来る人が非常に多い」
  • 「プリンセス・マサコ」、日本語で出版中止 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    もう大分報道されているとは思うが、ベリタでも今、無料記事で、「プリンセス・マサコ」の日語版翻訳の出版中止記事が出ている。 http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200702171324256 講談社の方からは、「信頼関係がくずれた」ということで出版中止を決めたと言うくだりがある。 作者の方は、「これは日政府のいじめ」と言っている。 週末考えていたのだが、出版されたらされたで、読んで苦しむ人は多いだろうし、「そっとしておきたい」「見ないでいたい」「畏れ多い」「大切にしたい」と考える人、あるいはもっと強い感情を持つ人(それにおそらく雅子妃ご自身も??)などにとって、大きな衝撃になろうことは想像できる。また、「報道の自由」「表現の自由」が何よりも大事とは、私自身考えない。 それでも、やはり、国民の知る権利というか、日国民の中で知りたい人もいるだろ

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  • 「エコノミスト」による日本の司法制度 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    図書館で「エコノミスト」をめくっていたら、日の痴漢裁判の(映画の)話が載っていて、驚いてしまった。何しろ、見出しが、「日の正義(司法制度):自白しろ」とでも訳せるような記事だったからだ。 この映画に関してはすでに会見が日で開かれていて、ヤフーで以下を見つけた。 周防監督、海外メディアへ熱弁!「痴漢摘発する前に満員電車なくせ」 最新映画「それでもボクはやってない」がヒット中の周防正行監督(50)と主演の加瀬亮(32)が1日、東京・有楽町の日外国特派員協会で海外メディア向けに会見を行った。同作で日の裁判制度のあり方に深く切り込んだ周防監督は、「日でこのようなことが行われているんだという怒りを伝えたかった」と力説。欧米各国の記者を前に約90分間熱弁を繰り広げた。 「再審の決定を1度は下しておきながら、取り消す。裁判時の証拠・証言にある程度疑いがある場合は再審制度を適用するとした白鳥決

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  • 雅子妃の本と謝罪 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    昨日、ベリタで雅子妃のスクープが!と書いたが、雅子妃のことをオーストラリアの作家がにし、外務省が謝罪を要求したという一件だったが、日の新聞では出ているのだろうか?今朝ヤフーなどでみた限りは見つからなかったのだが。(追記:後で見つけました。毎日新聞など。共同でも出たと聞きました。) グーグル英語版を見ると、ロシア、インド、オーストラリア、英国、などなど世界中のメディアが報道している。 ベリタの記事は筆者に取材した貴重なものだったが(ご興味のある方はご覧いただきたい)、15日付テレグラフにも特派員伝で概要が載っていた。 それによると、日政府は作家の出身国オーストラリア政府に抗議文を送った、とある。雅子妃のは「尊敬の念を欠き、歪曲している」として、謝罪を要求した。 オーストラリアにある日大使館を通じての干渉に、オーストラリア人の作家で元東京のジャーナリストだったベン・ヒルズ氏は、謝罪

    雅子妃の本と謝罪 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    ume-y
    ume-y 2007/02/16
    ムハンマドの風刺画の件を思い出す。
  • NHK問題判決 雑感 BBC | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    前回のNHK問題の判決結果に対し、いろいろコメントを頂いた。それぞれに重いコメントで、考えさせられた。 再度裁判所の判決部分を読んでみた。 法律に詳しい人・専門家から見たら又違うのだろうが、毎日に出ていた判決部分を読んだ限りでは、この一連の事件で、とかげの尻尾きりのような構図が浮かぶ。つまり、トップは政治家たちだ。 何故トップは政治家だ、政治家にまず責任があるのではないか?と考えるのかを説明するのは難しい。 実際に手を下したのはNHKの人で、これに関する裁判・判決があったのはこれはこれとした場合でも、「番組作りは公平・中立であるようにとの発言」をした人・政治家の責任はどうなるのか?という不思議感は消えない。 繰り返しになるが、《説明義務違反と不法行為》の判決の箇所で、「番組制作者や取材者は特段の事情がある時に限り、内容や変更を取材対象者に説明する義務を負う」となって、「特段の事情」と但し書

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  • NHK番組改編訴訟問題 政治家の責任は? | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    NHKの番組改編問題で、東京高裁が29日判決を出したことを知った。ネットで記事を読んだだけだが、全体を理解するには再度読み直しが必要だ。 それでも、最初に疑問に思ったのは、NHKバッシングなのかな、と。政治家の責任はどうなるのだろう?「番組作りは公平・中立にして欲しい」というリクエストを出した政治家は?政府高官からそう言われたら、かなりプレッシャーを感じるのは普通だろう。安部首相の進退にも関係するのかどうか知りたくてヤフーなどを見ていたが、どうもそういう議論にはなっていないようだ。 実際の番組を見ていないことをお断りしておきたい。 BBCと英政府の関わりと重ね合わせてしまう事件だが、おそらく、これは100%仮定の話だが、もしこういうことが英国で起きていたら、番組の編集内容に関して政府の高官がBBCの番組編集者と会っていたこと自体が問題になるのでは、と思ったりした。つまり、BBCの編集権に介

    NHK番組改編訴訟問題 政治家の責任は? | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ