バチカン市国で、記者会見に臨むガーナ人のピーター・タークソン(Peter Turkson)枢機卿(2009年10月5日Vatican Press Office提供)。(c)AFP/OSSERVATORE ROMANO 【10月6日 AFP】米国ではアフリカ系のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領が誕生したが、バチカンでも、将来、黒人のローマ法王が誕生するかもしれない。 こうした可能性について記者会見で質問されたガーナ人のピーター・タークソン(Peter Turkson)枢機卿は、「神が法王として黒人を望まれるなら、ありがたいことだ」と応じた。 タークソン枢機卿は現在のローマ法王、ベネディクト16世(Benedict XVI)の有力な後継候補の1人とみられている人物だ。同枢機卿は第2回アフリカ特別シノドス(代表司教会議)の報告者を務めるが、ベネディクト16世や故ヨハネ・パウロ2世